恐ろしい悪魔と契約した社畜OL その末路を描いた漫画に読者から「ナンテオソロシインダー」の声(1/2 ページ)
魂の契約とかするもんじゃないですね(すっとぼけ)。
恐ろしい悪魔と契約した社畜OLを描いた漫画に、読者から「なんて恐ろしい」の声が続出です。ところで契約書はどこでしょうか?
仕事に疲れ切ってぐったりしている社畜OLの元に、悪魔が舞い降りてきて契約を求めてきました。条件は寿命20年分と死後の魂です。
もっとも、彼女の心身は仕事のストレスでもうボロボロ。寿命を20年差し出すと、残りは3年しかありません。その代わり、どんな願いでもひとつだけかなえてくれます。パワハラ上司を地獄に落とすことも、残りの人生を遊んで暮らすこともできます。
彼女はあまりにも疲れ切っていて、自分の魂に価値を見出だせないほど自己肯定感も低い状態。そんな彼女に悪魔はあきれつつも、今まで上司や同僚たちから理不尽な目に遭わされてきたのを全て見てきたと告げます。「美しくも報われない魂が、最高のごちそうなのだ」と悪魔らしいことを告げると、彼女はボロボロと涙を流してしまいました。
「あなたはちゃんと見ててくださったんですね。うれしい……」。疲れ切ったOLにとっては、どんな理由であれ悪魔が自分の行動を認めてくれたことに変わりはないようです。悪魔が同情気味に「どんな無理な願いでも言うだけ言ってみろ」と言うと、彼女はついに決心しました。
彼女の願いは「残りの人生、毎日甘やかされたい」というもの。悪魔が日々彼女を褒めたりご飯を作ってあげた結果、寿命はどんどん伸びて10年後も同じ生活を送っていたのでした。これが悪魔と契約して骨抜きになってしまったOLの末路か……。
悪魔のおかげで自己肯定感も高まり、まともな食事を取れるようになった社畜OLさん。パワハラ上司よりも悪魔との生活のほうが健康的になれるとは、なんという皮肉でしょうか。漫画には「ナンテオソロシインダー(棒)」「怖すぎて震えました」「恐ろしいほど尊い」など、悪魔の恐ろしさを実感する読者からの声が届いています。イイハナシダナー。
作者は漫画家のしまざき(@shimazakikazumi)さん。現在、漫画原作を手掛けた『ニーナはパパを暗殺したい』と『死霊術師のお手伝い』がガンガンONLINEで連載中です。また、『乙女男子に恋する乙女』、『三年差』などの単行本も発売中です。
画像提供:しまざき(@shimazakikazumi)さん
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