アナウンサーが赤ちゃんのお遊びを本気で実況→手に汗握る神試合に 「赤ちゃんだから口に入れたーっ!」(1/2 ページ)
緊迫感をあおりつつ、きちんと注意喚起に着地させるあたりがすごい。
フリーアナウンサーの柴田将平(@shibata_shohei)さんが、知人の赤ちゃんが映ったホームビデオに実況をつけたところ、手に汗握る試合風景みたいになってしまいました。さすがeスポーツ実況のプロ。
生後6~7カ月といった年ごろの赤ちゃんが寝返りを繰り返すなか、実況は「正面に見えているのは、まだこの世の酸いも甘いも知らない赤ちゃんであります」と静かにスタート。「そんな赤ちゃんが、見渡してみれば敵だらけ――この現代社会に生まれてきたのです!」と、シビアな方向へ舵を切ります。
赤ちゃんがテレビのリモコンに興味を示すと、実況は「生まれて初めての武器、リモコンに手が届きました」と表現。「こういった武器を使いこなしながら、人間関係などのストレスという、現代社会の悪魔に打ち勝っていくことこそ、成長するということなのです」と、過酷な現実を突きつけていきます。さっきから乳児に何を言ってるんだ。
「さあ、あおむけになってじっくりと、この人生最初の武器を観察している! この武器を使ってどう現代社会に打ち勝っていくのか、試行錯誤しているのです!」と、実況はさらにヒートアップ。果たして、赤ちゃんが試行錯誤の末にとった行動とは……?
「だけどやっぱり赤ちゃんだから口に入れたーっ!」――実況は順当すぎる結果を絶叫で告げるのでした。でも、「赤ちゃんが口に入れちゃいけないものは手の届かないところに保管をよろしくお願いしま~す!」と、きっちり注意喚起でまとめるのはさすが。
この実況動画はTwitterで「思わず笑っちゃう」「何気ない日常がワクワクに」「映像はかわいいのに実況が世知辛い……と思ったら最後しっかり赤ちゃんで安心した」などと好評。柴田さんはメインのYouTubeチャンネル「アナウンサーの柴田さん【αD】」に加え、赤ちゃん実況専用チャンネルまで新設し、eスポーツから赤ちゃんの寝姿、脱走する犬に至るまで、幅広くエキサイティングに表現しています。
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言葉のチョイスが秀逸です。もしも赤ちゃんがインタビューを受けたら……? 好きなものを答える“赤ちゃん動画”が悲しい現実を突きつけてくる
「赤ちゃんさん(0才)」が質問に答えています。焼きたてふわふわ 「“ナン”の赤ちゃんのぬいぐるみ」が我が家にお迎えしたくなるかわいさ
ほわー。
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