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「ありのままを受け入れることは最高の贈りもの」 父親と同性愛者の息子を描いたドリトスのCMに称賛集まる(1/2 ページ)
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父親と同性愛者の息子を描いたメキシコのドリトスのCMが、「美しい」「泣いた」と海外で称賛を集めています。
CMは実際にあったネットの投稿をもとにしたとされており、2020年12月に公開されました。父一人で暮らす実家に、息子がクリスマス休暇に帰省するという内容です。
息子は帰省に大学の“友人”を連れてきますが、2人はどう見ても恋人同士のよう。自分が同性愛者であることを隠そうとして隠し切れていない息子を見て、父親はネットの掲示板にある書き込みをします。
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「52歳のシングルファーザーです。アドバイスをください。息子と友人は恋人だと思うのですが、私に隠そうとしています」「何も問題ないとどうやって伝えたらよいでしょうか」――掲示板でアドバイスが寄せられ、父親はほほえんでお礼を書き込みます。
アドバイスを受けて、父親は息子に「話したいことがある……愛している」と伝えます。「ありのままの僕を愛しているということ?」と問う息子に父親はうなずき、抱き合う2人。最後には、「今年のクリスマスの最高の贈りものは誰かをありのままに受け入れること」というメッセージが表示されます。
このCMは「#PrideAllYear」キャンペーンの一環として制作されたもの。ドリトスは以前からLGBTをサポートするキャンペーンを行っており、過去に7色の「Doritos Rainbow」を発表したこともありました。
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