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TikTok、全ユーザーに年齢認証 青少年のプライバシー保護強化
TikTok起動時に年齢認証画面が表示されます。
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TikTokは2月4日から、全ユーザーに対して年齢認証を適用すると発表しました。
同サービスでは現在、新規登録時に年齢認証を実施していますが、新規登録時に認証を行っていなかった既存のユーザー全員に適用するとしています。具体的には、TikTok起動時に年齢認証画面が表示されるようになり、年齢の入力を求められます。
同サービスでは青少年のプライバシー保護強化として、1月13日から16歳未満(TikTokを利用できる13~15歳)の全アカウントのデフォルトのプライバシー設定を「非公開」に変更しています。また16歳未満のユーザーにおいては、動画にコメントできる人の設定から「誰でも」の選択肢が削除されています。
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同サービスをめぐっては1月下旬に、イタリアで「窒息ゲーム」により10歳の少女が死亡する事故が起こったことから、同国のデータ保護局が運営元に年齢確認ができていないユーザーをブロックするよう命じています。
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