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コロナ禍での視覚障害者への「声掛け方法」をまとめたイラストが分かりやすい いま私たちができること(1/2 ページ)

いま私たちができる新しいお手伝い。

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 コロナ禍における、視覚障害者を見かけた際の声掛け方法をまとめたイラストが、盲導犬総合支援センターの公式Twitterにて公開されています

 ソーシャルディスタンスを守りながらお手伝いする場合など、いまの私たちがどう声掛けしたらいいのか、3つのケースをイラスト付きで説明しています。作成にあたっては、盲導犬ユーザーの方々に「どのようなお手伝いが助かるのか」を聞いたとのことです。「ただし、事例はあくまでも一例。お手伝いの方法は、人によってしてほしいことや、やり方が違うので、まずはご本人に聞いていただけるとうれしいです」(盲導犬総合支援センターより)

 まず、道案内するとき。以前はヒジを持ってもらうなどして手引きで誘導する方法がありましたが、新しいお手伝いでは「少し前を歩いて、声で誘導」するのが良いようです。例として「改札まで案内しますね」「しばらく直進します」など。

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 ちなみに、方向を説明する際などは「2時の方向に~」と、時計の文字板に例えて説明する方法が分かりやすいとされています。

道案内は少し前を歩きつつ声で誘導(※以下、画像をトリミング)

 続いてお店では、まず入店時に「消毒液の設置場所」を教えることが助けになります。そしてレジで並ぶとき、以前は前にいる人の足音などで流れを判断できていましたが、いまは距離が離れているので、「前後に並んでいる人が列の進み具合を教えてあげる」のが助けになるとのこと。「2歩進みましたよ」など。

消毒液の位置を声掛けで
進み具合を歩数で教えるのが良さそうです

 盲導犬総合支援センターの公式キャラクター「もうどう犬 エルくん」のTwitter(@moudoukenLkun)では、他にも盲導犬ユーザーの方を助けるための情報や、私たちができる“お手伝い”について日々ツイートしています。またYouTubeでは、目が不自由なお父さんをサポートする日常を描いた「エルくんムービー」も公開中です。

画像提供:一般社団法人 盲導犬総合支援センター/イラスト:セツサチアキ

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