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「助かったのは君の愛のおかげさ」「俺が頑張って手術したからだよ……」 医者の哀愁を描く4コマがロマンはないけどリアル(1/2 ページ)

正論すぎる。

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 手術成功後に恋人と喜びを分かち合う患者を眺める医者の内心を描いた4コマが、圧倒的に正論を描いており人気です。夢もロマンもないけど間違いない。

 胸を撃たれたけがからの手術を終え、病室で目を覚ました「トミー」。恋人が駆け寄り、奇跡的に助かったことを喜びます。

 手術中、真っ暗な中で「戻ってきて!」という声が何度も聞こえてきたというトミー。助かったのは恋人の愛のおかげと、手を握り感謝の気持ちを伝えるのでした。イイハナシダナー。

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 そんな2人の話を近くで聞いていた主治医、屋上で1人柵にもたれかかり心の中でつぶやきます。「俺が頑張って手術したからだよ……」。ソノトオリダナー……。

哀愁

 この身も蓋もないながら正しくも医者の哀愁を感じさせる4コマは、3万回以上のリツイートと16万件以上の「いいね」がつくほどの人気に。リプライ欄などでは、「実は先生の声だったりして」「当事者の前では言わずに、屋上で黄昏る縁の下の力持ちの先生が素晴らしい」「ヒーローってそんなもんさ」といった声が寄せられていました。

 この漫画を公開したのは、稲井カオルさん(@Kaoru_Inai)。白泉社『ヤングアニマルZERO』で「そのへんのアクタ」を連載しており、単行本1巻が販売中です。

画像提供:稲井カオルさん(@Kaoru_Inai

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