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「いや辛」「しんどすぎる」 10年片思いの幼なじみへ夏祭り中に告白する漫画が膝から崩れ落ちる切なさ(1/2 ページ)

それでも日は昇り夏は続く。

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 10年片思いした末、夏祭り中に幼なじみへ告白する男子を描いた漫画『俺が花火に勝てるとしたら』がとんでもねぇ破壊力で読者の心をボコボコにしています。青春……という言葉だけでは片付けられない“重さ”を感じる……。

イケメンな「旭」
幼なじみ「はな」

 背は低いながらはた目にもイケメンな「旭」は、好きな幼なじみ「はな」……と、親友の「大智」の3人で夏祭りに来ていました。小さい頃から3人一緒に遊ぶことの多かった旭は、2人で行こうと誘えず、例年通り3人で来てしまったのです。

もう1人の幼なじみ「大智」

 このままではせっかく用意した花火有料観覧席チケット2枚が無駄になる……とやきもきしていると、2人にチケットを見られてしまう旭。しかし、大智は「見たい番組があるから2人で行って来たら」と帰ろうとしてしまいます。さらにはなも、「じゃあ私旭と2人でいくから!! だいちゃんはさっさと帰れば!?」「だいちゃんのバカ」とスネて2人で回ることに。旭にとっては、渡りに船です。

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怒るはな

 2人でさまざまな出店を巡り遊び回る2人。花火の時間が近づいて来ると、周囲だんだん良い雰囲気になってきました。落ち着くためいったん飲み物を買いに行き戻ってくると、そこには大智の好きなアニメのキャラのお面を撮影するはなの姿が。

 勢いで「俺と付き合えば?」と行ってしまう旭ですが、はなはあっさりOK。付き合うことになりました。が、花火が始まるまでどうしていいか分からず、落ち着かない旭。そして、何か浮かない顔のはな。

あっさりOK

 そのまま流れでキスをすることになり、「ほら」と目をつぶるはな。緊張しながらも顔を近づける旭ですが、目を開けるとその目に写ったものは……ひどくおびえた表情で震えるはなでした。その表情を見た、旭の決断は……切ない最後は、ぜひ実際に読んてみてください。

震えるはなをみた旭は……

 『俺が花火に勝てるとしたら』の作者は、由田果さん(@ytkcchi)。86回新人コミック大賞入選作で、小学館『少年サンデーS増刊』3月号に掲載されています。

画像提供:小学館

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