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ワープ技術が普及したらヒャッハーな世紀末に? 「もしも」な妄想をシミュレートする女子高生の漫画にわくわく(1/2 ページ)

自由に移動できるロマンのある世界のはずが……?

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 誰もが一度は夢見る「どこにでもワープできる世界」について女の子2人が考える漫画が面白いです。自分だけがワープできるヒーロー設定ではなく、今の世界に新しい技術として誕生したら……?

「どこにでもワープできる世界」をシミュレートした結果は……?

 学校に着いてから家に忘れ物をしたことに気づいた女の子・芽衣は、科学雑誌を読む賢い女の子・杏(あん)に「好きな所にワープ出来る機械作ってよー」と必死の形相でお願いします。そこで杏は、彼女のために「どこにでも移動が可能になった世界」をPCでシミュレートして、一緒にヘッドセットをつけて体験します。

 移動が楽になる夢のような世界……のはずでしたが、2人が目にしたのは、廃墟のようになった高級マンションや、打ち捨てられた車の数々。どこからでも通勤できるようになって都心に住むことのステータスがなくなり、暖かい時期は北海道、寒い時期は沖縄に人が集まるようになったようです。家屋も急ごしらえ感がすごい。

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どんな家でも勝手にワープされると考えると……

 そして一番の問題は、全てのセキュリティが無意味になったこと……! 世界に「安全な場所」という概念が消滅した――と語る杏は、外敵に対してできることは「侵入されたらすぐ倒す」ことだと言い、どこかで地雷の爆発音が鳴るのでした。確かに考えてみたらこの世界恐ろしすぎる……。

恐ろしい世界だった

 作者は、Twitterユーザーの柚ちえこ(@yuzu_chieko)さん。同漫画は『妄想科学同好会(1)』というタイトルで、今後、また別の「もしも」な世界を想像する2人のお話が描かれるかもしれません。他にもさまざまな創作漫画が作者のTwitterpixivで公開されています。

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