「金曜ロードSHOW!」の映写機を回すおじさんを立体化 帽子をとる動きまで再現した“からくり”に懐かしむ声(1/2 ページ)
あの頃を思い出さずにはいられない。
12年ほど前まで「金曜ロードSHOW!」のオープニングでおなじみだった映写機を回すおじさんを、ギミック付きで再現した立体作品が当時を思い出すクオリティーの高さで人気を集めています。テレビを前にワクワクしたあの頃がよみがえる……。
以前に動く「Party Parrot」を作って話題になった、おみょ(@omyopoja)さんが制作。3Dプリンターで出力・組み立てたもので、元のアニメーションのように映写機を回す動きを、手回しハンドルを回して作動する“からくり”で再現しています。
おじさんは2色の配色から、いろいろな角度から見たフォルムもバッチリで、立体化されたことでより愛らしく見えるほど。さらに、おじさんが帽子を取る(上げる)動きも再現(!)。そのこだわりに驚くと同時に愛を感じます。再現のために「下の歯車の機構がかなり大きくなってしまった」とのことですが、カメラが引いたときに見える機構もまたかっこよかったり。
背景も含めて完成度の高い作品に、Twitterでは「久石譲さんの曲(「Cinema Nostalgia」)が聞こえてきそう」「好きだったなあ」「映画が始まる前にワクワクしてテレビの前で座り直した気持ちを思い出しました」と感動する声が寄せられ、中には商品化して欲しいといった声も上がっています。
ちなみにスタジオジブリ制作の短編作品集「ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート 1992-2016」にこのアニメーションは収録。2021年1月22日にスタジオジブリ公式Twitterが「名前が欲しいと言うので、宮崎さんにつけてもらいました」と、「フライデーおじさん」という名前が付けられたことを明かしています。
画像提供:おみょ(@omyopoja)さん
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