濃厚バターをそのままアイスにしたような味!? SNSで話題の赤城乳業「かじるバターアイス」を食べてみた
濃厚なバターを感じられますが、意外にも後味はスッキリ!
赤城乳業より「かじるバターアイス」が2月23日に発売され、SNSでは「濃厚なバターがとろけて美味すぎる」「すごいバター味」「バターよりもバター感」とさっそく話題になっています。アイスとバターの“ザ・高カロリー×高カロリー”の組み合わせなんて絶対おいしいに決まってる! うわさのバター味を確かめるべく、実際に食べてみました。
パッケージは老舗のバターをイメージしたレトロかわいいデザインです。背景色は黄色、中央の牛を挟むように“赤城乳業”の文字が並んでいて、本当にこんなバターが売っていたような気がしてきます。
パッケージを開封すると、棒アイスが出てきました。クリーム色ですっごくかわいい。同社の定番商品「ガリガリ君」のようなフォルムで、大きさは縦8センチ、横5センチ、厚さ2センチほど。40歳代女性の筆者にしてみると、腹八分目というか血糖値八分目のちょうどいいサイズです。
一口かじってみると、おお、やわらかい。口内で冷たいアイスが溶けていく過程で、ミルクセーキのような甘みが現れ、溶かしバターの香りが鼻に抜けます。このバターが、めちゃくちゃ濃厚に感じられます。とはいえ、そのものをかじるのとは違い、舌にまとわりつく脂っぽさはありません。後味はスッキリ。塩がよく効いているのもあって、二口目もおいしいです。ちなみに北海道産の発酵バターが使われているのだとか。
こんなに濃厚ということは、カロリーがやばいんじゃないか……と、心配になります。恐る恐る表示を見ると140kcal。ハーゲンダッツのミニカップ(バニラ)が1個あたり244kcal、森永のチョコモナカジャンボが1個あたり303kcalなので、そこまで罪悪感をもつ必要はなさそうです。1個あたりの内容量が少ないせいもありますが、脂質もこれらの商品より少なめでした。だとすればなぜここまでバターの味がするのか、逆にちょっと怖いかもしれません。
コタツに入って、紅茶を飲みながらぬくぬくと食べたら最高に幸せでしょう。ぜひ、ロングセラーになってほしいと思えるアイスなのでありました。
(高橋ホイコ)
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