牛乳とヨーグルトで、ラッシーが作れるんです。牛乳の消費が落ち込んでいるため、このままでは乳を捨てたり、最悪の場合、牛の数を減らさなくてはなりません。そこで、農林水産省が推進しているのが、もう1パック多く乳製品を消費する「プラスワンプロジェクト」。協力するぞー、とラッシーを作ったところ、最高なことがわかりました。
「牛乳を消費しろと言われても、そんなに飲まないよ」と感じませんか。筆者はそう思っていました。そんなとき、心に響いたのが、JA全農のツイートです。「(……きこえますか…みなさん… (略)ラッシーを…作るのです…) 」との言葉。これ、響きました。だから、ラッシーを作ります。
3日に1回のお買い物ついでに、ヨーグルトと牛乳を買ってきました。
作り方は簡単です。ヨーグルト200g、牛乳200ml、砂糖大さじ2を泡立て器で混ぜるだけです。
混ぜるのは、数回でOKです。泡立てる必要はありません。筆者は「タルゴナコーヒー並みにインスタ映えるかもー♪」と調子にのってしまい、はげしく後悔。泡が喉に引っかかる味わいになりました。サラッとでいいです。割り箸やマドラーで代用できます。
簡単においしいラッシーができました。とろっと濃厚な舌触り。腹持ちがいいので、ついつい食べちゃうお菓子を回避できそうです。甘みは、濃いめのカルピスくらいでしょうか。ちょっと強めだと思います。指定の分量でコップ2杯分になりました。
ネット上には、マンゴーソースや、レモン汁を追加するとおいしい、などの情報も寄せられています。ネットで調べてみると、「ケーラー・ラッシー(バナナ入り)」「アーム・ラッシー(マンゴー入り)」「ニンブー・ラッシー(レモン入り)」など、いろいろアレンジがあるようです。明治ブルガリアヨーグルトのレシピサイトでは、刻んだ生フルーツと共にミキサーで混ぜています。いろいろ試すのも楽しそうです。
筆者は普段、牛乳1本を消費するのに1週間ほどかかります(本当は開封後の牛乳はもっと早く飲まないとダメだと思います)。ところが、ラッシーで消費したら3日で消えました。特別な道具も必要なく、簡単に幸せな気分を味わうことができるので、ぜひみなさんも作ってみてください。
(高橋ホイコ)
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