「折りたたみ式携帯電話」がカッコよかったあの頃…… ギャルに憧れた小学生の“ガラケー”の思い出を描いた漫画が懐かしい(1/2 ページ)
各社個性的な機種が多かったガラケーのお話です。
エンドレスバブ(@endlessbabu1)さんがTwitterで連載中の「2000年代女児のおもいで」を描いた漫画が、ねとらぼGirlSideで読めるようになりました!
心の奥にしまっていたキュンとした気持ちが懐かしさとともに迫りくるコミックエッセイをどうぞお楽しみください。
ケータイに憧れて
現在アラサーのバブさんが小学生のころ、世の中は「ギャルブーム」に沸いていました。小学生のバブさんにとって、憧れだったのはギャルの必需品、携帯電話。今でこそ小・中学生でも携帯電話やスマートフォンを持っていたりしますが、折りたたみ式の携帯電話が発売されていた当時は、携帯電話は小学生にとって憧れの高級品。
そんな時にバブさんと妹のポポミさんが見つけたのが、携帯ショップの前で処分品として50円で売られていた店頭見本(モックアップ)の携帯電話でした。
電源は入らない模型の見本ですが、見た目は本物の携帯電話そのもの。お母さんには「そんな…動きもしないものどーすんのよっっ!」とつめられますが、バブさんには通話やメール以外の別の目的があったのです。それは、プリクラやシールを使ったデコレーションをすること。プリクラやタイルシール、ストラップを盛りもりにつけた“デコ電”は、小学生が思い描く“イケてるギャル”のものに違いありません……!
デコを終えたバブさんたちは、折りたたみ式携帯電話特有の「パカッ」「カチャ」という音を聞きながら「おとなの女」になった気分に浸るのでした。
「いつか本物を買ったら、一番にケーバン(携帯番号)とメルアドこうかんしよ…!」「はやくおとなになりたいね…」。2000年代女児の中には、友達や兄弟とそんな約束をした人も多いのではないでしょうか。スマートフォンが主流になった現代ですが、あのころ憧れた、各社の個性がつまったガラケーがふと懐かしくなります。
「2000年代女児のおもいで」は、Twitterで最新話を公開中です。
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