徒歩10分以内で行ける範囲が一発でわかる! 開発中の「任意の場所から5分・10分・15分圏が分かる地図」が便利そう(1/2 ページ)
いろいろ使えそう!(※サイトが公開された旨追記しました)
Twitterユーザーが作った「任意の場所から5分・10分・15分圏が分かる地図」がいろいろな用途に使えそうだと注目を集めています。
例えば自宅を選んだ場合、家を出て5分・10分・15分以内で行けるそれぞれの範囲が、自宅を囲むように表示されるというもの。これを引っ越し先候補に使えば、「アパートから徒歩10分圏内にあるお店」を簡単に調べたりできます。
投稿したにゃんこそば(@ShinagawaJP)さんによると、道路の道のりや制限速度から所要時間を計算した範囲となっているため、同心円状にはならず、道路に沿って等時間線が伸びていくとのこと。そのため、特に川や山が近くにある場合には、よりユニークな形の線が形成されるようです。場所によって変わるのが見ていて面白い!
ちなみに徒歩(線の色が青)と自転車(線の色が緑)がメインで、車は「渋滞考慮できていないので超参考」程度としています。
開発にあたっては、開発者向け地図サービス・Mapboxの等時間線を自動で計算する機能(Mapbox Isochrone API)を使って実装。なお、試したところ「国境や自動車専用道路は考慮されてるっぽい」とのことで、海外の場所でも同じように徒歩・自転車で各範囲が表示された結果をツイートしています。
コメントでは「子どもとの散歩の計画」「家を探す時」に便利そうといった声から「初めて行く土地、これあるとすごく便利ですね」や「最寄りの避難場所までどのくらいか」の確認といった防災面でも使えるなどの声が寄せられ、「こういうの欲しかった」の声が多く上がる反響を呼んでいます。
現在開発中の同地図。「そう遠くないうちにWebで公開する予定」とのことで、気になる方はにゃんこそばさんのTwitterをチェックしておくといいでしょう。
【3月3日追記】
「15cities」としてサイトが公開され、実際に使用可能になりました
関連記事
Yahoo!の地図アプリ「混雑レーダー」機能が復活 やむを得ない外出で混雑を避けたいときに
この時期にほしかったやつ。「取りあえずGoogle」は実は不便? 東大赤門前で“皆のおすすめアプリ”を聞いてみたら、意外な地図アプリが使えた
人に聞くと、思いがけない発見があるものです。無限に時間を消費してしまう恐怖 東京の交通網をリアルタイムに再現した3Dマップ「Mini Tokyo 3D」がやばすぎる
あぁー、時間が溶けるぅー。地名の検索すらできない 経産省公式「ポイント還元対象店舗検索アプリ」の使いにくさ嘆く漫画に大反響
業種別の絞り込みもできません。気象庁が「避難すべき」大雨危険度になったら通知をするサービス開始 「特務機関NERV」のゲヒルンなど民間5業者と協力
Yahoo! JAPANアプリやお天気ナビゲーターWEBなどが対応済み。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.