ニュース
【追記あり】「戦場のメリークリスマス」貴重な海外ポスターが盗難 映画館でのポスター展中止に
盗まれたのは1点しかない貴重な海外ポスター。
advertisement
「大島渚監督ポスター展」で展示されていた「戦場のメリークリスマス」のポスターが盗難に遭ったとして、配給会社アンプラグドが展示中止を告知しました。
当該のポスターは、新宿武蔵野館(東京都新宿区)のロビーで展示されていたもの。3月15日朝に、何者かがポスターケースのネジを外して持ち去ったと報告しています。盗まれたのは1点しかない貴重な海外ポスター。
「大島渚監督ポスター展」は、同館で4月から予定している「戦場のメリークリスマス4K修復版」「愛のコリーダ修復版」に先駆けての記念展示。貴重な映画公開当時の世界各国のポスターを展示していました。
advertisement
アンプラグドは警察に被害届を提出したとしており、差し替えとなる展示内容については、レプリカを使った展示を検討しているとのこと。「先程、警察には盗難届は無事受理されましたが、無事に返して頂ければそれで結構です。弊社か劇場の安全な場所に、そっと置いておいて頂ければ……」とTwitterで述べています。
18日19時30分追記
アンプラグドは18日、盗まれたポスターが返却されたと発表しました。同日、差出人不明で新宿武蔵野館に返却されたとしています。大島渚プロダクションと協議し、これ以上の詮索は行わないとしています(ただし警察の捜査は継続されるとのこと)。一度中止となったポスター展はレプリカに差し替えて展示を行うと述べています。
関連記事
『鬼滅の刃』盗難の温泉施設、無事に全巻返却されたと報告 「怖くて返せなくなっていた」と謝罪の手紙も
よかった……!『鬼滅の刃』盗難被害にあっていた温泉施設、その後全国から寄付ぞくぞく 「スタッフ一同、泣いてしまうくらい感謝しています」
これまでに200冊近い寄付が集まっているそうです。亡き母のボイスメッセージが入ったぬいぐるみが盗難被害に ネットで捜索の輪が広がり無事に返還
録音された大切なボイスメッセージも残っていました。「ポストの中身が盗まれて、開封済みの封筒だけ落ちていた」狙いはコミケ関連書類? 盗難事件の体験談を漫画化
ポストは施錠のうえマメに整理を。早稲田アカデミー 合宿で生徒から預かっていたスマホなど約340人分が盗難に 保護者からは塾側の責任問う声も
保管場所は誰でも出入りできる状態になっていたそう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.