「モンハンライズ発売日は休みにします」 超ホワイトIT企業に「こんな会社で働きたい」、ガチハンターな社長に話を聞いた(1/2 ページ)
シリーズ最新作が3月26日に発売予定です。
「3月26日はモンスターハンターライズの発売日となり、仕事に集中できないことが想定されるため『モンハン休み』とし、休暇とする」と発表した会社がSNSで話題です。「素晴らしい」「こんな会社で働きたい」と羨望(せんぼう)を集めているMark-onの代表取締役、JackMasaki(@JackMasaki)さんこと檜山正樹社長に話を聞きました。
Mark-onは、AR/VR/MRを活用したシステムの企画・開発を行う会社です。IT企業となれば、モンハンが大好きな社員も多そうではありますが……。休暇制定の背景を聞きました。
――過去にも、このような休暇を設けたことはありましたか?
檜山社長:休暇がない月などに、社員のモチベーションを上げるための休暇を設定したことはありましたが、ゲームをメインに据えたのは初めてです。
――発売日に休暇を取ろうとしていた社員は何人ほどいましたか?
檜山社長:弊社は週次ミーティングで一人一人担当案件や、雑談などを気軽に話す時間を設けているのですが、その中で「モンハンの最新作をプレイするので休みます」という連絡をした社員が3割ほどいました。
――今後もこういった休暇を実施する予定はありますか?
檜山社長:今回、社内で発表したときに「モンハンがのびのびできそうでうれしいです」「週末はモンハン漬けできるのでずっとプレイします!」といった喜びの声が大きかったこともあり、定期的に実施していきたい気持ちではあります。
――社員同士で一緒にモンハンを遊ぶことはありますか?
檜山社長:結構ありますね。前作のモンスターハンター:ワールドなども一緒にプレイしていました。接待などはなくみんなでガチプレイです。
――檜山さん自身のモンハン歴を教えてください!
檜山社長:私はかなりのヘビーユーザーでして(笑)。初代モンスターハンターからサービスが終了してしまったモンスターハンターフロンティアを含む全てのシリーズをプレイしています。だいたい各作品500時間以上はやっています。
自身も凄腕ハンターとなると「社長が休みたかっただけなのでは……」なんて声も聞こえてきそうですが、檜山社長は休暇を知らせたツイートの直後に「※ただし役員は除く」と投稿しています。これに対しては「役員も休ませてあげて」といったやさしい反応も。社長も26日から、存分に楽しんでください。
(高橋ホイコ)
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