親戚の家で始まった“ヤバイ人形”だらけのごっこ遊び 「ハゲ狂いぽぽちゃん」をめぐる悲劇の実話漫画に笑うしかない(1/2 ページ)
大胆な色遣いと疾走感。
親戚の女の子とのお人形遊びで起きた悲劇を描く実話漫画「お人形ごっこ!」が、衝撃的な内容で人気を集めています。作者は独特の勢いで日常を漫画化する「むめい(@mumei10101/Instagram)」さん。エピソードの切なさとは裏腹に、鮮烈な色使いと疾走感が強烈で圧倒されます。
むめいさんは年始に訪ねた親戚の家で、そこの家の幼い娘、ゆうこさんから「お人形ごっこ」に誘われます。「かわいい趣味してんなぁ!!」と二つ返事でOKしたゆうこさんでしたが、全裸のリカちゃんやら毛量のエグいバービーやら、ふだんの自由すぎる遊び方がしのばれる人形を差し出されて面食らうことに。
特に扱いが酷そうだったのが、“ハゲ狂ったぽぽちゃん”。襟足だけ少し長い髪形やよどんだ顔色などが、まがまがしい雰囲気を醸し出しています。
どんなに怖くても、「ゆうこにとっては大切なおもちゃだから」と我慢していたむめいさんですが、「ぽぽちゃんがチュウしてって言ってた」と人形の口を押しつけられて、もう限界。ゆうこさんのお母さんを問い詰めますが、出てきたのは「チリチリになった髪を整えようとがんばったけど、両親とも不器用すぎてなぜかハゲた」という、あまりにもふびんな出来事でした。
いたたまれないムードを振り払おうと、むめいさんはぽぽちゃんの修繕に挑戦。バイト代をためて購入したエクステを思い切って外し、人形への植毛を試みます。
しかし、せっかくのエクステをささげたトライは実を結ばず、ハゲ頭に長い後ろ髪が付いた“イカれぽぽ”が誕生するだけに終わりました。どんな人形でもお友達として扱ってきたゆうこさんですら「これ(は)ない」「きもちわるい」と厳しい評価を下すイカれぽぽ。そしてむめいさんと人形にはさらなる悲劇が訪れるのですが……結末は漫画本編でご覧ください。
漫画は「絵のタッチといいアグレッシブな展開といい、笑いの暴力」「『ハゲ狂いぽぽ』で声出た」「あふれ出るボブネミミッミ感が最高」と好評を博しています。
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