保護した猫が、21歳のお誕生日をむかえ……　人間換算で“百寿”を迎えた猫さまに「おめでとう！」の声

　4月1日に、21歳の誕生日を迎えた猫の「モコ」ちゃんは人間の年齢に換算すると100歳。百寿をお祝いするあたたかい声が寄せられ、その愛らしく穏やかな表情が「元気をもらいました」「幸せそうでこっちまで嬉しい」とたくさんの笑顔を呼んでいます。

　「こんなに長くそばにいてくれてありがとうね。愛してる」と、飼い主のmai（@maihimemoco）さんが投稿した、21歳のモコちゃんの写真。

　お母様手作りのちゃんちゃんこを着て、maiさんの方をくりくりのお目々で優しく見つめる表情に、ツイートの言葉通り、これまでずっと愛されてきたのが伝わってきて胸が温かくなります。これからも健やかで、幸せな日々を送れますように。

　モコちゃんとの出会いは、maiさんが学生の頃。アルバイトをしていたお店のガラス扉の前で、お店の中をずっと見ていたそうです。

　心配したmaiさんが保護し、病院で検査。すでに人慣れしていたため飼い主さんを探すも現れず、そのまま家族になりました。maiさんは現在、猫の保護活動をしていますが、ブログで「あの日あの時モコに出会っていなければ、私はこんなにも猫を愛することはなかった人生だったかもしれません」と、“運命の出会い”だったとつづっています。

　保護した当時は歯周病がひどく、体もガリガリだったモコちゃん。21歳になった今は歯もほとんどなく、耳も聞こえないとのことですが、モコちゃんがしっかり腎臓のお薬を飲んでくれる頑張りもあり、元気な姿を見せてくれています。

　ちなみにお家では、モコちゃんの周りに保護中の子猫たちが集まり、刺激的で楽しい老後を過ごす様子がみられます。

　maiさん宅では、モコちゃんのほかに、白猫で7歳になった「コト」ちゃん、シャム三毛猫で1歳の「チコ」ちゃんが暮らしています。そしてそこに預かり猫ちゃんたちが加わった、にぎやかでかわいい日常がTwitter／Instagram（@maihimemoco）、ブログ「白猫 コトのおちり」で公開されています。

　また猫飼いの間で知られる、お花のようなヒラヒラとしたハンドメイド首輪「ザビエル首輪」の発案者でもあるmaiさん。こちらは猫の保護費のために制作され、「ねこ休み展」といったイベントや、不定期でオンライン販売を行っています。

画像提供：mai（@maihimemoco）さん