スーパーのサミット、肉類のトレーなしパッケージが「これで行ってほしい」「冷蔵庫が空く」と好評 導入に至る経緯を聞いた(1/2 ページ)
トレーなしパッケージを歓迎する声が多数寄せられています。
スーパーマーケットのサミットが、肉類の包装にトレーなしパッケージを導入していることが「この方向で行って欲しい」と好評を博しています。導入の経緯について聞いてみました。
話題のきっかけとなったのは、Twitterユーザーのタだお(@zarigani03)さんが、「トレーを廃するの良いね。捨てるとき結構邪魔だったのよな。これで問題ないならこの方向で行って欲しい」というコメントとともに投稿した写真。トレーがなく、ビニールにくるまれた肉が陳列棚に並んでいる様子が写っています。この投稿に対してネット上では、「最高すぎるからこれで行って欲しい」「これ便利だよね!袋の上の部分だけ切って、タレを入れて揉み込めば手を汚さずに下味がつけられるし」「いつも1週間分買うからトレーないと冷蔵庫空いてこれめっちゃいい」といった好意的な声が寄せられています。
トレーのないパッケージ導入に至った経緯をサミットに聞いたところ、きっかけは2009年に三鷹市などでごみ袋が有料になったこと。このとき、ごみがかさばらないように「鶏肉を中心にノントレーで販売してみてはどうか」という意見が社内で出たことから、導入に動いたそうです。ちなみにトレーなしパッケージは店舗限定ではなく、全社的な取り組みです。
「汁漏れしないか気になる」との声については、商品化する際や品出しする際に汁漏れしていないかを確認した上で、売場に陳列しているそうです。取り組みへの反響については、「冷蔵庫に保管しやすい、ごみがかさばらなくて良いなど過去多数の意見をいただきました」とコメントしています。
サミットでは今後も、トレーなしパッケージで肉類の提供を続けていくそうです。同社の環境活動に関する取り組みは公式サイトから確認できます。
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