USB-CコネクタをUSB-Aに差してはダメ ショート発生でPCが壊れる場合も 注意喚起の投稿に反響(1/2 ページ)
差す前に形を確かめましょう。
USB-CコネクタをUSB-Aの差し込み口に差してはダメ――ショートが起きてPCがシャットダウンされてしまったとして注意喚起する投稿が注目を集めています。
投稿したのは、ソフトウェア開発などに携わっている技術者のblack-owl(@blackowl_jp)さん。USB-C(USB Type-C)のプラグを、PCの裏の差し込み口に手探りで差し込もうとしたところ、誤ってUSB-A(USB Type-A)の差し込み口に入れてしまいました。Type-CのプラグはType-Aの差し込み口よりも小さく、差し込めてしまうのです。
その結果、ショートして保護回路が動作し、PCがシャットダウンされることに。1時間の作業がパーになるという悲しい結果になってしまいました。black-owlさんは、物によっては壊れる場合があるとして、「詳しくない人が家に来たりした時に「USB充電器貸して」は要警戒です(笑)」と注意を促しています。
周辺機器を製造するバッファローに聞いたところ、USB-CをUSB-Aに差してしまうとショートが発生し、それにはいくつかパターンがあるといいます。black-owlさんのようにホスト側(差し込まれた側)で安全回路が作動する場合もあれば、ショートの起きた部分によっては安全回路がなく、最悪の場合ホスト側の回路が破壊されることもあります。特に後者の場合、ホスト側が焼損することも考えられるとのこと。
「本件はコネクタの機構の問題なので対策は難しく、利用の際にはコネクターをしっかり確認して機器を利用いただくようにお願い致します」(バッファロー)
物理的に差し込めても、利用できないどころか故障の恐れもあるため、USBコネクタを差すときは、形を確認するようにしましょう。
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