推しをかざして電子マネー決済できる“推し払い”アクキー登場　試験販売として「魔法少女まどか☆マギカ」から2種類

　ソニーは、電子マネーの支払いができるアクリルキーホルダー「推し払いキーホルダー」の試験販売を開始しました。通販サイト「ANIPLEX+」で予約を受け付けています。

　アクリル製のキーホルダーにFeliCa（非接触ICカード技術）を内蔵することで、「楽天Edy」の機能を搭載しています。開発にあたって、新たな多層構成の製法を使用し、アクリルキーホルダーが一定の厚さ（約3ミリ）とサイズ（縦115×横86.5ミリ以内）であれば、さまざまな形状で規定の通信性能を保持できるとのこと。

　またデジタル印刷の利用により金型不要で製作でき、初期費用が抑えられ、少量生産も可能。今回の試験販売を通じて、他の作品・アーティストとのコラボやライブグッズなどへ活用を検討していくとしています。

　現時点では予約販売のみで、数量限定。種類は、2021年にテレビシリーズ放送10周年を迎えた人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」から、「鹿目まどか」「暁美ほむら」の2種類。価格は各2980円です。受け付けは5月31日24時まで。

　Twitterでは「推し払い」というパワーワードが注目を集めており、「なにこれ画期的」「これでキャッシュレス化進みますね」の声から、「（実際にお店で使うの）勇気いるな…」「面白いけどこれかざすのオタク試されてるじゃん」や、「ソウルジェム型が欲しい」「推しで作って欲しい」などの反響を呼んでいます。