半世紀前に作られた希少なクルマ　いすゞ「エルフ」の郵便車がオークションに出品　すでに20件以上の入札

エンジン不動、汚れやサビが目立つものの、注目を集めています。

[鈴木伊玖馬，ねとらぼ]

　初代いすゞ「エルフ」をベースにした郵便車が、「ヤフオク！」に出品され、コアなファンの間で注目が集まっています。かなりボロボロですが、しっかりと当時の姿を保っています。

初代いすゞ「エルフ」の郵便車が「ヤフオク！」に（画像は出品ページより）

　「エルフ」はいすゞが製造している小型トラック。1959年に発売され、モデルチェンジを重ねて現在は6代目。長く愛されてきた車種です。

正面からの様子（画像は出品ページより）

　今回、オークションに出品されているエルフは、初代モデルがベースになっている郵便車です。当時の郵便局で配達などに使われていたもので、側面にはおなじみとなっている郵便局のマークがしっかりと残っています。

側面には「郵便」の文字が（画像は出品ページより）

　希少なクルマですが、約50年に渡って屋外で保管されていたため、かなりの汚れやサビがあり、エンジンは不動であるなど、車体は大きな損傷はなさそうですが相応に劣化が進んでいるようです。

　オークションページを確認すると、すでに20件以上の入札があり、現在価格は30万円を超えています。

表記を見ると名古屋の郵便局で使われたようです（画像は出品ページより）

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