婚活アプリ「Omiai」に不正アクセス　171万人の年齢確認書類の画像データ流出の可能性

　ネットマーケティングは5月21日、同社の恋活・婚活マッチングアプリ「Omiai」が外部からの不正アクセスを受け、会員情報の一部が流出した可能性が高いことが判明したと発表しました。

　流出の可能性があるのは、2018年1月31日～2021年4月20日の期間に同社に提出された、約171万件のアカウントの年齢確認書類の画像データ。退会した会員のデータも含まれるとしています。運転免許証の画像データが約6割を占め、そのほか健康保険証、パスポート、マイナンバーカード（表面）等の画像データが含まれると説明しています。

　流出の可能性がある利用者にはアプリ上のお知らせで、謝罪し状況を説明。当面の対策として、特定可能な不正アクセス者のIPの速やかな遮断、ネットワーク制限の強化、外部専門家の協力によるシステムチェックと原因調査などを行うとしています。

　なお決済業務は全て金融機関に委託しているため、クレジットカード情報は同社では保有していないと述べています。