Anyca、新たな「個人間カーシェア専用保険」を導入 詐欺・横領などへの補償メニューを拡充
「高額車の車両補償額が低い」「万一時の事故、盗難、詐欺などが不安・怖い」……などの補償メニューを手厚くします。
個人間カーシェアサービスのAnycaは5月25日、個人間カーシェア専用保険「カーシェアプロテクト」を損害保険ジャパンと共同開発したと発表しました。
Anycaは、個人(利用者)対個人(自家用車オーナー)でクルマの個人間貸し借りを取り持つカーシェアサービス。累計登録台数2万台/1000車種以上、累計会員数45万人(2021年5月現在)を擁し、車両保険においては、貸し出す車両に対して都度損保ジャパンの時間単位型自動車保険を掛ける仕組みを用意しています。
カーシェアプロテクトは、この「時間単位型自動車保険を一律に掛ける仕組み」よりも補償レベルを高め、一時利用であるカーシェア利用においても利用者需要や状況に沿った補償内容を柔軟に提供できるよう工夫したもの。
貸し出すオーナーが自車に適した補償プランを設定、借りるドライバーがその設定した保険で契約できるようします。双方の事故、トラブル発生時などの不安要素をより低減させ、さらなる個人間カーシェアサービスの普及に努める考えです。
拡充範囲は「車両補償額の選択肢増」「運転中以外の事故、盗難、詐欺、横領への補償メニュー」など。
車両補償額はこれまでの上限300万円から、新たに600万円、1000万円の選択肢を用意。高額車のオーナーも借りるドライバーも、万が一時の金銭的負担リスクの不安を低減できるようになります。併せて、ドライバーの不安を減らす「免責金額0円」のオプション補償も追加します。
このほか、運転中以外の事故や盗難、詐欺・横領も補償範囲として設定可能とし、連絡系統を一元化する事故受付用カスタマーサポートも新設。管理中の盗難や偶発的な事故なども含めて、貸し出すオーナーの不安も低減できるとしています。
利用は2021年7月21日から。
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