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【漫画】「老後の楽しみは読書」と思っている人へ、介護職員が語る「若いうちに読むべき理由」が説得力ありすぎる 「老後なんて! 読めないから!」(1/2 ページ)

原因は視力の衰えだけではなく……。

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 現役介護職員でイラストレーターのつくもともよよ(@moyo_yo1002)さんによる、老後のシビアな現実を描いた漫画「加齢なる老後の世界」。その中から「老後の読書がいかに大変か」伝えるエピソードを紹介します。

老後に読書はハードルが高い

 30代のつくもとさんは、同世代の友人が“読みたい本はたくさんあるけど時間がないから老後の楽しみにしている”と楽観的に話すのを聞き、「老後なんて! 本! 読めないから!」と心の中で叫びます。つくもとさんは介護士として9年間働き、お年寄りのリアルな姿を身近で見てきたからです。

 それは90代の女性に本を渡したときのこと。読書が好きだというその女性は、楽しそうに本を読み始めますが……5分もすると上の空状態でページをめくる手が止まり、「字が小さすぎて読めないわぁ~」と途中で諦めてしまうのでした。

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 つくもとさんは老後に読書がしんどい理由を総合的に分析します。視力の衰えのみならず、「体力」と「記憶力」の低下から集中力が保てなくなり、本の内容が理解できなくなる人も多いとのこと。前述のおばあさんも本を開いてすぐにボーっとしてしまいました。読書は若者が想像する以上に頭を使う作業なのかもしれません。

体力と記憶力が低下して読書のハードルが高くなる

 たとえ時間に余裕ができたとしても、肝心の読書ができなければ元も子もありません。内容を理解する力があるうちに、どうにか楽しんでおくとよさそうです。

 つくもとさんの「加齢なる老後の世界」シリーズはnoteにて公開中。高齢者がテレビを見て「何いってるのか分からない」と口にする理由を分析するなど、介護職員ならではの気付きを漫画に描いています。

作品提供:つくもと もよよ(@moyo_yo1002)さん

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