ニュース

友達の家でちょっと大人な『少コミ』をこっそり読んだあの日 思春期の“さみしさ”を知ったエピソードに胸がぎゅっとなる(1/2 ページ)

子どもと大人の間でゆれ動く気持ち……。

advertisement

 エンドレスバブ(@endlessbabu1)さんがTwitterで連載中の「2000年代女児のおもいで」を描いた漫画が、ねとらぼGirlSideで読めるようになりました!

 心の奥にしまっていたキュンとした気持ちが懐かしさとともに迫りくるコミックエッセイをどうぞお楽しみください。

思春期のせい

 現在アラサーのバブさんが小学生だったころのお話です。

advertisement

 クラスのギャルっぽいお友達・カナちゃんに『少女コミック(現:Sho-comi)』連載漫画の単行本を借りたバブさん。当時の『少女コミック』は、“少女”と銘打っているものの、小学生にとってはちょっと大人な恋愛を見せてくれるスリリングな雑誌でした。

 仲良しのモエちゃんの家で、アイちゃんと一緒に単行本を読むことにしたバブさん。3人は「女の子が……こういう漫画を読むのは……普通のことだよ……」「話がおもしろいから気になって読んじゃうだけだよね~っ」と、“大人の世界”への興味と気恥ずかしさの間で葛藤します。

 漫画を読み終え、アイちゃんと一緒に帰路についたバブさん。その途中で、アイちゃんが「私……たまに少コミ買おうかな……」とつぶやきました。とっさに「りっ……りぼんはこれからも買う!?」と確認するバブさんに、アイちゃんは「もちろん!! まだ……やめない……!」と答えます。

 アイちゃんの「まだ」という言葉から、自分たちがいつか『りぼん』や『ちゃお』を卒業することに気がついたバブさん。大人になりたい気持ちの裏側には、自分が変わるさみしさがあることを知ったバブさんは、アイちゃんと久しぶりに手を繋いで歩いてみるのでした。


 大好きだった漫画雑誌や子ども向け番組も、年齢に合わせていつの間にか卒業してしまうもの。振り返ってみると、子どもから大人になる時に置きざりにした思い出がたくさんあることに気がつきます。

advertisement

 「2000年代女児のおもいで」は、Twitterで最新話を公開中です。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」