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特撮ヒーローの聖地・岩船山で「爆破ツアー」を計画 ターゲットは外国人? 主催者「欧米にも戦隊モノ需要がある」(1/2 ページ)

コロナ収束後のインバウンド需要が狙いですが、内需も十分ありそう。

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 特撮ヒーロー番組の撮影地として知られる岩船山(栃木県岩舟町)で、6月6日に「爆破体験ツアー」の実証実験が実施――。そんな報道が特撮ファンをざわつかせています。

記念の全員写真も爆煙をバックに。豪快&シュール
レッドが変身してそうな大爆発!

 ヒーローの変身や必殺技を彩る大爆発を、間近に体験するのがツアーの趣向。実証実験の記録映像には、背後で大小の爆発が何度もさく裂するなか、思い思いにコスプレやポーズを決めて楽しむ参加者の姿が収められています。

 ツアーは「(コロナ禍の収束後を想定した)外国人向け観光資源」として地元紙が紹介し話題に。ネットでは「とうとう爆破が商品化される」「日本人だけど体験したい」などと反響を呼びました。

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 ねとらぼ編集部は、主催者の1人である、ライフブリッジ代表取締役の櫻井亮太郎さんを取材し、企画の狙いなど詳細を聞きました。

―― 爆発を外国人向け観光資源と考えたきっかけは?

櫻井 弊社は、インバウンドに特化したコンサルティングを行っております。岩船山は特撮ヒーローのロケ地として国内のファンに親しまれています。欧米でもスーパー戦隊シリーズをベースにした「パワーレンジャー」は根強い人気があり、実際に特撮の爆発を体験できるツアーは、日光に続く外国人向けコンテンツになりうると考えました。

―― 正式な開始時期はいつごろになるでしょう?

櫻井  外国人向けツアーということで、当初はコロナ禍の収束後を予定しておりましたが、実証実験に対し国内からも大きな反響をいただいております。

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 以前から岩船山は熱心な特撮ファンやコスプレイヤーの撮影スポットとして人気ですが、例えばファミリーフォトのような需要もあるのではないかと考えています。より早い段階で開催できるような、国内向けの企画も新たに検討中です。

画像提供:ライフブリッジ
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