彼氏に求めるハードルが高すぎる大食い女子 理想の相手に出会う漫画に「いい話」「ほっこりした」(1/2 ページ)
認め合うことの大切さ。
大食い女子が“理想の男性”に出会う漫画「ほおばる君は美しい」が、「好き」「いい話」と好評を博しています。作者は漫画家のおくら(@okura_yp)さん。
みちるは元力士のグルメレポーターとチャレンジ番組の元大食いクイーンを両親に持つ大食い女子。彼女が彼氏に求める理想は「自分より速く多く食べられること」。「食べることを愛する人と同じものを食べて同じ時間を共有したいだけ」という彼女ですが、ハードルが高すぎてなかなか彼氏ができません。
そんなある日、カップル限定大盛りパンケーキを一緒に食べに行ってくれる男性を探していたみちるは、学校で偶然ぶつかった後輩の友喜を誘います。ふくよかな体型で見た目は大食いそうな友喜でしたが、みちるの予想に反して「適度な量をじっくり味わう」主義。食べることは好きだけれど、みちるの理想とは方向が違っていました。
初めは「調子が狂う」と思っていたみちる。しかし彼が丁寧に大切に、おいしそうに味わう姿を見て、本当に食べることが好きなんだと感心します。彼に心引かれながらも、やっぱり「速く多く」食べることが好きだし、理想はなかなか引き下げられないと思うみちるですが――。
食の好みは人それぞれ。譲れないこだわりがある人もいる中で、相手の楽しみ方を尊重できる2人はこの先幸せになれそう。おいしそうに食べる姿は、見ているだけで笑顔になれそうですね。認め合う大切さがよく分かるお話と幸せそうな2人の姿に、読者からは「いい話」「ほっこりした」などのコメントが寄せられています。
同作はおくらさんが「数年前、商業誌掲載を目指していた頃のボツネーム」としてTwitterで公開。おくらさんはガンガンコミックスpixivで『うちの息子はたぶんゲイ』を連載し、単行本3巻が販売されています。
作品提供:おくら(@okura_yp)さん
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