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ド迫力のゴジラスーツにベビーゴジラ頭部メカも! 展示が激熱と話題の「大ゴジラ特撮王国」に行ってみた

オリジナルのゴジラキャンドルも作ってきました。

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 歴代の「ゴジラシリーズ」に登場するゴジラスーツや貴重なプロップなどを展示する「大ゴジラ特撮王国」が、6月27日まで東京ドーム・Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開催中です。大迫力の展示や自分だけのゴジラキャンドル作りを、ねとらぼ編集部が体験してきました。

大ゴジラ特撮王国とは

 「大ゴジラ特撮王国」は、ゴジラ生誕60周年を記念して2014年に開催された「大ゴジラ特撮展」(「平成ゴジラVSシリーズ」の特技監督・川北紘一氏が監修)の進化形。

 たくさんの怪獣キャラクター展示と大規模な特撮ジオラマステージなどを中心に、最大級のゴジラ・テーマパークとして、ゴジラをはじめとする特撮映画のルーツやリアルを紹介しています。

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ゴジラクロニクル

 ゴジラクロニクルコーナーでは、1954年公開の映画「ゴジラ」から最新作に至るまでのゴジラの歴史が展示されています。

 1964年公開の「モスラ対ゴジラ」制作時に、特撮美術スタッフが描いたとされる「サイズ比較図」では、モスラやゴジラと実在の建物のサイズが楽しく比較できるほか、撮影用のフロップを修復した「ゴジラ・エビラ・モスラ」に登場する「赤イ竹戦闘機」、「ゴジラvsビオランテ」のビオランテAtypeのデザインコンセプトモデル(1/10、実物)などがさまざまな角度から楽しめます。

 編集部が特に注目したのは、「ゴジラvsキングギドラ」に登場する「ゴジラザウルス」の頭部と脚部の展示。撮影用スーツがそのまま展示されているので、質感やスーツの厚みといった撮影のリアルを感じ取ることができます。

 このほかにも、作品ごとの見所や場面写真、台本といった貴重な資料が並びますが、中でもスペースゴジラ検討用粘土模型、ベビーゴジラ頭部メカの撮影用フロップは必見。表情豊かなベビーゴジラの感情表現を可能にしたメカニックはゴジラファン垂涎の展示です。

 もちろん、みんな大好き「ゴジラスーツ」の展示も充実しています。「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」で使用された、ゴジラ('00)スーツ。「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」で使用されたゴジラ('01)スーツ。「ゴジラ×メカゴジラ」で使用されたゴジラ('02)スーツ。「ゴジラ FINAL WARS」で使用されたゴジラ('04)スーツが一挙に展示されています。

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 例えばゴジラ('01)スーツは20センチほどの高下駄式で、総重量80キロを超えるといい、その迫力と白眼は圧倒的な存在感を放っています。

 このほかにも、「シン・ゴジラ」のゴジラと一緒に撮影できるフォトスポットや、お子さんを中心に大人気になっている怪獣人形劇 「ゴジばん」のジオラマなどゴジラ好きがうなる展示や演出が続いており、子どもから大人まで楽しい時間を過ごせそうでした。

 今回は取材日が土曜日だったこともあり、土日限定で会場外にあるゴジラパークにて開催されるキャンドルワークショップも体験できました。円柱型かライトアップキャンドルかを選び、「ゴジラ コレクタブルグラスフィギュア」などから好きなパーツを組み合わせることにより、世界に一つだけのオリジナルのキャンドルが完成します。

 パーツの選び方によって値段が変わりますが、筆者はライトアップキャンドルと浮石2つ、ゴジラ、ミニラ、ヘドラを選び、約4000円のプランとなりました。

 まずはキャンドルの底に好みの色の砂を敷き詰めていきます。このとき割りばしなどを使うと、砂に模様が作れるのですが、今回はシンプルに地層のイメージで茶色系統と赤の砂を敷きつめました。

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 続いては、どのキャラクターをどこに配置するかを検討していきます。今回はゴジラとミニラをチョイスして、ヘドラを持ち帰ることに。無料で使えるストーンを使い、自分で「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」と赤いマジックでラベルを手描きしたタイトルも入れて完成です。蝋を冷ますのに40分ほどかかりますが、意外といい作品ができたような気がして楽しかったです。

 6月19日にはちびゴジラ、20日平成ゴジラとの撮影会も予定されているほか、会場外にもフォトスポットが満載の「大ゴジラ特撮王国」。詳しいイベント情報は公式サイトにて発表されているので、お出かけ前にはチェックするとよさそうです。

(C) 2021 TOHO CO., LTD

(Kikka)

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