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もし「史上最強の生物兵器」がグロかわいかったら 職員がメロメロになる漫画のパンチが強い(1/2 ページ)

研究員たちがとりこになるのも分かる。

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 政府が極秘に生み出した史上最強生物兵器。その幼体の管理状況を見に行く調査員を描いた漫画に、緊張感とほんわか感とが入り混じっています。


幼体といえど生物兵器

 生物兵器「試験体M-51」の生育環境の調査を命じられた監視員(29歳・独身)は、人里離れた研究所を訪れます。中にはきっと恐ろしい化け物が……と勇気を振り絞ってドアを開けると。


なぜか愛されていた試験体M-51

 そこにはどこかかわいげな「最強の生物兵器」と、それを愛でる研究員たちの姿が。研究員は「実験によるストレス軽減のため」と説明しますが、生物兵器には「メロンちゃん」と名付けていることも判明。めっちゃかわいがってるやんけー!

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 しかもこの生物兵器は、恐ろしい能力を身に付けたといいます。その名は「お手」。研究員は「おそろしいほどにかわいい……」と言葉を失いますが、監視員には、ぬめっとした触手で「お手」をしてくれるだけ。


かわいいとは思えない。しかし……

 「最高にかわいい笑顔」と彼らがいうものも、どうみてもグロテスクです。

 だめだ。こいつらまったく仕事してねぇわ……監視員は、「職務怠慢」として「上」に報告しようと決意します。そのときでした。


監視員に迫る危機

 荷物を運ぼうとした別の研究員が、よろけて書棚にぶつかったため、監視員の頭上に、いかにも重そうな段ボール箱が落ちてきそうになったのです。

 と、とっさにその荷物から救ってくれたのが、メロンちゃんでした。最初は気味悪がっていた生物兵器にも、ちゃんと人間を大切にする心が宿っていたことが分かった監視員。もちろん本部に「試験体M-51」の生育環境は完璧だったと報告。すっかり「メロンちゃん」のとりことなってしまうのでした。

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 なるほど、メロンちゃんが「史上最強の生物兵器」と評される理由が分かりますね。読者からも「メロンちゃん愛されて強くなるんですね」「メロンちゃんにメロメロです」といった声が寄せられました。

 この作品は『週刊少年サンデーS』および「サンデーうぇぶり」に掲載されたもの。作者は野村UFO(@UFOnomura)さんで、「試験体M-51」のほか、「もふもふ禁断症状」「バディ・ジレンマ」「狼師匠の弟子離れ」などの読み切り漫画をサンデーSに掲載しています。

作品提供:野村UFO(@UFOnomura)さん

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