エレベーターに閉じ込められ、外との連絡が取れず……「エレベーターの怪異」体験談漫画が恐ろしい(1/6 ページ)
どこかに「つながって」しまったのでしょうか。
「指定された順番でエレベーターのボタンを押し、起きる事態に正しく対処すると異世界へ行ける」という都市伝説があります。インターネット上に古くから伝わっており、試した人は数知れませんが、今のところ成功報告はないようです。本当に成功してしまい、二度と帰れなくなったのかもしれませんが。
今回ご紹介する作品は、作者さんがエレベーターにて遭遇したという、まさにエレベーターで異世界へ行く方法を試したかのような……とても奇妙な出来事を描いたもの。作者は漫画家のいくたはな(@suitondiary)さんです。
去年(2020年)の夏ごろ、いくたさんが古いビルのエレベーターに乗ったときのお話。目的地である4階のボタンを押すと、ゆっくりと上がっていったのですが……3階へ到着すると同時に、エレベーターが止まってしまったそうです。
きっと誰かが乗ってくるのだろうと、のんびり構えていたいくたさんでしたが、ドアは動きを見せません。それどころか押した4階のランプが消灯、ボタンはまったく反応しなくなり、緊急用ボタンを押しても応答なく……いくたさんはエレベーターに閉じ込められてしまったのです。
天井の電気は点いていて、停電したというわけでもなく、なぜか動きを止めてしまったエレベーター。いろいろと試した挙げ句、いくたさんは「3階に止まったのであれば、扉の近くに誰かがいるはず」と考え、必死にドアを叩いたのですが……反応はありませんでした。
事態を飲み込めないいくたさんでしたが、ふとスマートフォンの存在に気が付きます。バッテリーはいっぱい、電波も通じる。これでビルの人に連絡すれば助けてもらえると、電話番号を調べ受付へ電話するのでしたが……。
いくたさんがこの後、電話口で体験する奇妙な出来事、エレベーターの見せた謎の挙動。いくたさんはどのようにエレベーターから脱出したのか。不思議な体験談のてん末は、漫画を読み進めてお確かめください。
作品提供:いくたはな(@suitondiary)さん
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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