“馬たちの変わらぬ日常を守りたい”　長崎ハウステンボス「ホースランド」がクラウドファンディングで支援を募集

　ハウステンボス（長崎県佐世保市）の、馬と触れ合える施設「ホースランド」が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募っています。

　ホースランドは園内のアートガーデンに位置し、馬車による散策や乗馬体験が楽しめる施設。ハウステンボス内で結婚式を挙げたカップルを披露宴会場まで送る馬車パレードも人気です。

　ところがCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）の影響で利用者が激減。長い間“馬車馬”として活躍してきたバオバブが1月に体調を崩して引退したこともあり、一度はホースランドの継続を諦めたそうです。

　しかし、他の馬たちが変わらない日常を過ごしている姿を目にして、今いる馬たちの居場所がなくなってしまうのは避けたい、4頭が安心してこの場所で過ごし、仕事をしていける環境を守りたい……ということで、エサ代などの経費を得るためにプロジェクトを立ち上げたとのこと。

　支援のリターンは、お礼のメールが届く1000円のコース、乗馬体験ができる3500円のコースなどさまざま。トートバッグ（5500円）やTシャツ（1万円）が届くコースは、「今はホースランドを訪れるのが難しい」という人にも喜ばれそうです。

　リターンの中には馬の咀嚼（そしゃく）音動画集（4000円）や、馬たちの完全プライベートな写真データ（5000円）など、馬好きさんにはたまらない企画も。半日スタッフ体験（1万円）には蹄鉄のお土産がついてきます。

　プロジェクトの期間は7月7日まで。詳細は、「CAMPFIRE」のサイトから確認できます。

画像提供：ハウステンボスホースランド（@W8VjXuVGgHk8Cgd）さん