通じそうで通じないやつ　愛知県の方言「鍵をかう」ってどんな意味？【マジで方言じゃないと思ってた言葉】（1/2 ページ）

　ねとらぼ読者から「マジで方言じゃないと思ってた言葉」を聞く投稿企画。今回は、愛知県の方言として「鍵をかう」を伺いました。

愛知県の方言「鍵をかう」

【例文】「事務所の鍵、かっといてね」（投稿者：かんづめままさん）

　会社の子（関東圏育ち）に「事務所の鍵、かっといてね」と言ったら「……え？　どこで？」と言われ、「えっ……ここで？？　ん？？？」となりました。

　「鍵をかう」の意味は「鍵を閉める」。三河弁では「鍵かった？」「鍵かっときんよ（鍵しめ忘れないようにね）」「鍵かいんね（鍵しめなさいよ）」「鍵かわんと（鍵しめておかないと）」というような言い方で、「閉める」は出てこないと思います。

※編集部による補足：「鍵をかう」は、実は「支う」として国語辞書にも掲載されている言葉。しかし、使用には地域差があるらしく、共通語ではなく、愛知県を含むさまざまな地域の方言として知られています。

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