「宇宙で使えるTENGA」既に開発に着手 「TENGAロケット」打ち上げ会見で松本光一社長が明らかに
宇宙で1人になっても寂しくない。
7月31日に行われた「TENGAロケット」の発射成功(関連記事)を受け、TENGAの松本光一社長らによる記者会見が同日夜に開かれました。松本社長は今回の成功について「ロケットを、宇宙を愛する人たちの思いのおかげ」と振り返るとともに、「宇宙用TENGAの開発に向けたデータ収集」にも成功したと報告。また、今回のロケットに積まれていたお笑いコンビ・アインシュタインの稲田さんの髪の毛は、無事「宇宙に解き放たれた」そうです。
TENGAロケットは、おなじみTENGAと、堀江貴文さんがファウンダーを務めるインターステラテクノロジズの協同プロジェクト。打ち上げは7月31日の17時より行われ、発射から3分後には最高高度約92キロメートルに達しました。また、ロケットに積まれていたペイロード(荷物)も無事宇宙空間で放出され、会見までに海上で回収されたことも明らかに。宇宙空間へのペイロード放出と回収の成功は、国内の民間プロジェクトとしては初めてです。
今回、「TENGAロケット」が掲げていたミッションは3つ。
1つは1000人から集めたメッセージをPODに入れ、ロケットから射出すること。2つ目は、TENGAの公式キャラ「TENGAロボ」を宇宙で射出し、地球に帰還させること。そして3つ目は「宇宙用TENGA」の開発に向けたデータを収集することです。
会見で松本社長は、この3つのミッションを全て達成したと報告。宇宙でのペイロード射出のボタンを押した際には「(宇宙空間でロケットから射出されるまでの)一瞬のタイムラグが、とても長く感じた」と、プロジェクトの壮大さを物語りました。
3つ目の「宇宙用TENGAの開発」に向けたデータ収集については、宇宙空間でのTENGA内部のデータを宇宙から送信。データの受信に成功しており、今後、解析が進められるとのことです。松本社長は詳細は伏せつつも、既に宇宙で使うことを想定したTENGAの開発に着手していることを明らかにしました。
松本社長はまた、「思いがモノを作って、思いが現実を作って、思いが未来を作る。思いを持ち続けること、好きなことを続けることが大切だと思う」と、今回のプロジェクトを踏まえたうえで自身のモノづくりに対する熱い思いを語りました。
会見後の質疑応答の最後には、堀江さんが「質問したかったんだけど」と松本社長に質問。「(ロケットに搭載されたアインシュタイン稲田さんの)毛は?」とたずねると、松本社長は「もうないです。毛は責任をもって宇宙に解き放たれた」とし、「どこかにたどり着き、いつか(稲田さんの)クローンができるかもしれません」と話しました。
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泣くのはおよし(頭の先からシュッ)。
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