【漫画】死んだ愛猫が現れ「復讐される」と思っていたが……　心あたたまるラストに「声あげて泣いた」の声（1/3 ページ）

　天国にいるはずの愛猫が、突然現れて――。死んだ猫と飼い主が再会する創作漫画がTwitterやpixivに投稿され、「泣きました」「飼い猫のことを思い出した」と反響を呼んでいます。作者はめぐお（@8MEGUO8）さん。

　主人公の「優」には最近、妙に視線を感じたり、持ち物がなくなったりと奇妙なことが続いていました。そんな矢先、優の前に突然現れたのは子どもの頃一緒に暮らした愛猫の「グレ」。グレと優はとても仲良しでしたが、グレとの最後の別れに優は“忘れられない後悔”を抱えて生きていたのです。

　死んだはずのグレが目の前にいることに、初めは喜んでいた優でしたが、次第に「なぜ急に姿をあらわしたのか」を考えるように。

　そして……グレが発作を起こして死んでしまったときに動揺のあまり逃げ出した優を恨み、「私に復讐するためにこの世に戻ってきたのでは」と考えるようになったのです。

　そんな優の考えを裏付けるように、グレが姿を消した瞬間、振り返るほどの冷たい視線を感じたり、眠りから覚めるとカーテンをズタズタにされていたりと、優への怒りを感じるグレの行動が続きます。

　「どうにかしないと」と追い詰められるも、どうしたらいいのか分からず落ち込む優。そんなとき、自宅に戻るとカバンの中にあるはずの鍵が見当たりません。

　グレがまた自分への復讐のために鍵をとったのでは、と考えた優が、恐る恐る自宅に入っていくと、そこには――。

　グレは何のために優の前に姿をあらわしたのか、本当に優に復讐を果たすためなのか……。そして優は、グレとの“別れの後悔”と向き合うことができるのか。全ての伏線を回収する、心あたたまるラストはぜひ漫画でお読みください。

　投稿には、「ぼろっぼろに泣いた」「昔飼っていた猫のことを思い出しました」「夢でも幽霊でもいいから、私もあの子に会いたいです」など、大切な家族に思いをはせるコメントが多数寄せられています。

　めぐおさんはこの作品で、ヤングマガジン月間賞の奨励賞を受賞。Twitterやpixivには創作漫画やイラストが投稿されています。

　

画像提供：めぐお（@8MEGUO8）さん