テレ朝社員ら10人、五輪後“打ち上げ”で宴会、1人が転落し重傷 テレ朝は「著しく自覚を欠く行動あった」と謝罪
打ち上げ後に2階から転落し緊急搬送されたとのこと。【追記】
テレビ朝日は8月10日、同社の東京オリンピック担当スタッフの一人が、緊急事態宣言下の“打ち上げ”後に誤って店の外に転落し、緊急搬送されていたことを発表、謝罪しました。詳細については確認中とのこと。
発表によると、“打ち上げ”は東京オリンピック閉会式があった8月8日夜に飲食店で行われたもの。スタッフ10人が参加し、飲酒を伴うものだったといいます。落下したのは同社のスポーツ局社員で、翌9日未明の退店時に誤って店の外に落下したそうです。当該社員は現在入院中。
同社は「不要不急の外出等の自粛を呼びかける立場にありながら著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾」としつつ、「緊急事態宣言下で尽力されている皆様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します」と謝罪しています。
9月7日追記:テレビ朝日より内部調査の結果および、関係者の処分が発表されました
テレビ朝日が行った調査によると、同案件に関与していたのは、いずれもスポーツ局所属の20代で、うち社員が6人、社外スタッフが4人。緊急搬送された当該社員への聴取によると、なぜ転落したかについてははっきりと覚えておらず、酔いが回ってきたため非常階段から先に帰ろうとしたところ、「外に出られないと思い込み、隣のビルの壁や看板をつたって降りようと考えたのだと思う」と答えたそうです。現在は手術を経て退院し、リハビリを開始しているとのこと。
“打ち上げ”に参加した社員6人の処分については、謹慎10日間の処分とし、社外スタッフ4人については、それぞれの派遣元会社に適切な対応をお願いしたとしています。その他、スポーツ局長およびスポーツセンター長についても減給1か月の処分に、さらにスポーツ局を統括する統括の亀山社長・スポーツ局担当の浜島常務からも、今回の事案を踏まえ役員報酬10%、1カ月返上の申し出があったとのこと。
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