息子が猫のためにおもちゃを作ったが……!?　視線すら合わせず戸惑う猫に「せめて見て！」と飼い主の切なる声（1/2 ページ）

　自分のために作られたおもちゃに視線すら合わせない猫の動画が、Twitterに投稿されています。“猫あるある”、とはいえ……！

　用意したおもちゃで遊ばない、というのはよく起こる“猫あるある”ですが……。

　この動画に映っているおもちゃは特別なもの。なんと飼い主さんの息子君のが愛猫「まめたろ君」（5歳、♂）のために手作りした、夏休みの科学工夫工作（自由研究）である「モーターで動く猫のおもちゃ」！　愛情のこもった力作、きっと楽しく遊んでくれることでしょう。さあ、どうぞ！

　……動画に映るのは、遊ぶどころか手作りのおもちゃを見ようともしないまめたろ君の姿。じっと違う方向を真ん丸おめめで凝視し、体も微動だにしていません。おかしい、息子君の愛が詰まった力作なのに……！

　「これをどうすれば？」とでも言いたげな表情で動かないまめたろ君の様子に、「まめたろ！猫の！！おもちゃだって！！！遊んで！！！」と力のこもったコメントを添える飼い主さん……さらには「せめて見て」と切なる胸の内を明かします。

　喜ぶと思ったものでは喜ばない、“猫あるある”はやはり健在でした……。

　猫じゃらしが好きなまめたろ君のために、普段遊んでいるものと似た素材で作ったというけなげな息子君の胸中を思うとちょっぷり切なくなりますが、「次は先端のフサフサを改良してみる」と前向きな姿勢を見せているのだとか！　素晴らしい……！

　戸惑っているような驚いているような、でもかわいいお顔を見せてくれたまめたろ君、今回は残念ながらおもちゃで遊んでくれませんでしたが、息子君とは仲良しで机の下で何やら作戦会議をすることも……？　改良されたおもちゃではぜひ遊んでくれることを願っています！

　子猫の頃、事故にあったところを今の飼い主さんに保護されたまめたろ君。事故の影響で前足が片方無く、3本足でバランスを取るのが難しいものの飼い主さんいわく「わりとなんでもできる」とのこと。飼い主さんたちの愛情に包まれて、おっとりのんびりと元気に日々を過ごしているそうです。

　飼い主さんのTwitter（@kuromametaro620）は2021年2月に開設。まめたろ君の日常の様子をとらえた写真や動画がたくさん投稿されており、その表情の豊かさやあいらしさに心が癒やされます。