「あのときアイスコーヒーさえ注文しておけば…！」　些細なことが壮大な後悔に発展する漫画がじわじわくる（1/2 ページ）

　喫茶店でホットコーヒーを注文したあとに「…あ、やっぱりアイスでよかったかな？」と後悔する2ページ漫画がTwitterに投稿されています。あのときアイスコーヒーを注文してさえいれば、平穏な日常を過ごせていたのかもしれない……。

　「今日わりと涼しいし」とホットコーヒーに決めたけれど、いざ目の前にすると後悔の念に駆られて、以降そのことばかり考えてしまう人を描いています。「まあ冷房も効いてるからな」と自分を納得させようとするところがリアル。

　そんな“あるある”かと思いきや、だんだんとアイスコーヒーへの後悔に思考が奪われていく不穏な展開に。単に引きずるタイプともいえますが、最後には全く関係ない世の中の不幸までも「あのときアイスコーヒーさえ注文しておけば……」と背負ってしまっています。後悔とはかくも恐ろしいものよ……。

　この漫画「後悔」の作者は、以前ネットで話題になった『横浜駅SF』（関連記事）の著者で、SF作家の柞刈湯葉（いすかり ゆば／@yubais）さん。たびたび漫画作品をTwitterにて公開しており、分断国家となった日本の国境警備にあたる2人のやり取りを描いた作品『分断国家になったけど日本は今日も平和だ』などを読むことができます。

作品提供：柞刈湯葉（@yubais）さん