「馴れ馴れしく名前で呼ばないで」　冷たくなった幼なじみ、実は……　素直になれない両片思いの漫画にときめく（1/2 ページ）

　お互い好きなのに本音を隠している幼なじみの漫画が、尊くて拝んでしまいます。お前ら、素直になっちゃえよ……！

　主人公の男の子と「ぽんこ」は幼なじみ。小学校までは仲が良かったのに、今はあいさつをしても「馴れ馴れしく名前で呼ばないでくれる？」「フツーにキモい」などと冷たい言葉が飛んできます。

　しかしそんなぽんこにほれ込んでいる男の子。かなわぬ恋と分かりつつも、昔からずっと好きで思いを捨てきれずにいます。

　通りすがりにぽんこの悲鳴を聞いた男の子。慌てて教室に入ると、髪を結んでいるリボンが片方なくなったとぽんこが焦っています。床に落ちていたリボンはあっさり見つかり、彼女は安心で涙目に。

　「そんなに大事なら失くすなよな……」とちょっとあきれている様子の男の子。実はぽんこがリボンを付けているのは、小さな頃に男の子が「リボンが似合う女の子がタイプ」と言ったからなのです。つまりぽんこも彼のことを……。

　そのことを全く覚えていない様子の男の子に、ぽんこは頬を染めながらほっぺたを膨らませるのでした。

　両思いなのに通じ合わない2人の関係に、読んだ人からは「両片思いは本当にずるい」「尊い…」などの声が上がっています。

　作者は漫画家のやすしげ（@fukairi4）さん。以前は電撃だいおうじで『クラスメイトの田中さんはすごく怖い』を連載しており、8月27日には完結巻の第2巻が発売されています。

作品提供：やすしげ（@fukairi4）さん