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サン宝石が民事再生法申請 Twitterでは「今後も変わらず営業を続けてまいります」(1/2 ページ)
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ファンシーグッズなどを取り扱うサン宝石が倒産手続きを開始しました。帝国データバンクによると、8月27日に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けたとのこと。負債総額は21億7000万円。
サン宝石は1965年に創業したアクセサリー・雑誌小売業者。少女雑誌に広告を掲載し、小学生向けファンシーグッズの通信販売を手掛けていました。2002年より直営店「ファンシーポケット」を全国展開し、オリジナルキャラクター「ほっぺちゃん」の人気もあり、2013年9月期には年売上高約42億6400万円を計上。
しかし、「ほっぺちゃん」の人気に陰りが見え始めたこと、同業他社との競合で直営店を順次閉鎖したことなどの理由から2016年9月期は年売上高が約21億円に減少。インターネット主体の販売へ展開を図るも売上アップにはつながらず、コロナ禍が重なり2020年9月期の年売上高は約4億9100万円まで急速に落ち込みました。
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現在はスポンサー候補先への打診を開始しており、事業は継続中とのこと。公式Twitterでは「暖かいお言葉を本当にありがとうございます。」「今後も変わらず営業を続けてまいりますので今まで以上に応援していただけますと幸いです。」とファンに呼びかけています。
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