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「パーティをクビだ、魔法使い」―― 流行の“追放もの”と思ったら? 実は優しい勇者の漫画(1/2 ページ)
不器用で口が悪いタイプの勇者。
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「オレたちのパーティにふさわしくない」からと、勇者からクビを言い渡された魔法使い――近ごろはやりの“追放もの”風漫画が、意外と優しい話で和みます。作者は漫画家のベニガシラ(@poppoyakiya)さん。
魔法使いがクビになった理由は、戦闘スタイルの不一致。後方から強力な攻撃魔法を放つのが彼女の持ち味ですが、他のメンバーは機動力を武器にヒット&アウェイで戦うタイプで、いまいちかみ合わないというのです。まあ、魔法が前衛に誤爆とか、ちょくちょくありそうですしね。
ところが、勇者は魔法使いに非があると責めていたわけではありませんでした。むしろ彼女の能力を評価し、自分たちの器量では生かし切れないとさえ考えていたのです。
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さらに、その才覚が最大限に生かせる場をと、最大手のパーティを斡旋(あっせん)。「追放後の活躍をお祈りしてやるよ!!」と追放するのでした。勇者、それ追放ちゃう。温情トレードや。
実質は栄転の話なのに、勇者に恩義を感じている魔法使いは浮かない顔。しかし「情にほだされるな、才能に従って輝ける場所へ行け」と、厳しくも優しい言葉に諭されてついに決断。移籍先のパーティで才能をいかんなく発揮し、見事魔王を倒しましたとさ。めでたしめでたし。
作品提供:ベニガシラ(@poppoyakiya)さん
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