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“密フェス”3組の参加アーティストが寄付 愛知・大村知事が感謝伝える「医療従事者の方々のために役立てて参ります」(1/2 ページ)

CIMBAさん、Awichさん、マルチユニット「CREAM」の3組。

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 愛知県の大村秀章知事が9月8日、常滑市で開催された野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」の参加アーティストから「あいち医療応援基金」に対して寄付があったことをTwitterで報告しました。

 大村知事によると寄付を申し出たのは、CIMBAさん、Awichさん、マルチユニット「CREAM」の3組。「ご寄附は、献身的にご尽力頂いている医療従事者の方々のために役立てて参ります。誠にありがとうございました」と感謝を伝えています。

 「あいち医療応援基金」は、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる入院医療機関の医療従事者を応援するために県が始めたもので、8月31日時点で1814件、7億5618万4000円の寄付金が集まっています。

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 CIMBAさんは9月2日の時点でInstagramを更新し、「あいち医療応援基金」への寄付を報告。「協議を重ねた結果、出演料とグッズの売り上げ金を『あいち医療応援基金』に全額寄付させて頂きます」として、記入済みの申し込み書の写真を掲載しました。


CIMBAさんの報告(画像はCIMBA Instagramから)
ライブ延期も

 またCREAMのMinamiさんも、6日にTwitterで「あいち医療応援基金」への寄付を報告。「111万4476円」と記載された振込明細の写真をアップし、「CREAMとして何ができるかを考えた上、今回のライブ出演料、会場で販売したCREAMのオフィシャルグッズの利益を全額『あいち医療応援基金』に寄付させていただく事になりました」と伝えていました。

 「NAMIMONOGATARI 2021」を巡っては、主催者の主張に大村知事が「自分達に都合の良いように事実と異なる記述がなされています」として反論するなど、いまだ収束を見せておらず、8日にはこれまでにイベント参加者の中から22人の新型コロナ陽性が出ていることが発表されています。

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