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図工で“自分の絵”に先生が手を加えて「すごく不愉快だった」 指導を巡る漫画に反響「生徒の表現を尊重してほしい」(1/2 ページ)
コンクールのために大人が口と手を出す問題も。
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自分の描いた絵に、先生に手を加えられたのが不愉快だった――。幼稚園児時代のお絵かきを振り返る漫画に、共感の声が多数寄せられています。
漫画家の金星(@i_kinboshi/ブログ)さんが、「ゼクシィBaby」に寄稿した体験談。絵を描いている途中で、先生が「もっとこうしたほうがいい」と筆を取り、絵に直接手を入れてきました。
仕上がりは向上したのかもしれませんが、自分が思ったのとは変わってしまった絵を見て、金星さんは子ども心に「これは僕の絵じゃない……」と不満だった様子。そんな苦い経験から、お父さんになった今も、子どものお絵かきを温かく見守るよう心掛けているということです。
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子どもの絵に大人が干渉することの是非が描かれた漫画には、「良かれと思ったんでしょうが、子どもながら本当に腹が立ちました」と、同じ経験を語るリプライが多数。なかには、「コンクールへ出展するためにと、勝手に作品を切り貼りされた」といったケースもありました。
その一方で、「手を出さずに的確なアドバイスをくれた先生は尊敬できた」と、教え方次第だとする意見も。金星さんは反響に応えて、「美術の教育は正解ではなく自由な自己表現に重きを置くことをいま一度見直してほしいと切に願います」とコメントしています。
作品提供:金星(@i_kinboshi/ブログ)さん
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