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「自撮りをネットにさらすと危険」は若者にとってもう迷信? ジェネレーションギャップを描く漫画が興味深い(1/2 ページ)

言う程危険じゃないかもしれないけど、今は良くてもあとが怖いパターンもあるしなあ……。

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 自分の写真をネットに投稿するのは危険だと中高年層が警戒する反面、若者は気軽にSNSへ自撮りを投稿。そんなジェネレーションギャップを描いた4コマ漫画が興味深いです。

アイキャッチ 用心に越したことはないですが、中高年層は中高年層で気にしすぎなのかも?
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 漫画は牛帝(@gyutei_4koma)さんが展開している「中年男子の日常」の1編。中年の男性を女子高生として戯画化した「中年男子(なかとしおのこ)」と、「猫菱ベルガー」ら純正の女子高生とのかけあいを描く複雑な構造のシリーズです。

本編

 話はInstagramに自撮りを投稿した猫菱を、中年が「うpるの危ないよ」と注意するくだりからスタート。しかし当の本人は、「なんで? みんなやってるけどなんともない」と不思議がるばかりです。

 率直な意見が返ってきて、中年は「ありとあらゆるインターネットの悪意を見てきた私世代のガードの堅さが異常……?」と、我に返るのでした。言われてみると、「何かやらかした人が個人情報を漁られ、特定されて掲示板でオモチャにされる」なんてケースをさんざん見てきたせいで、過剰に警戒してきただけかも……?

 「自分の写真をネット投稿すると危険説はもはや写真を撮ると魂を抜かれる迷信の現代版でしかないのか……??」と作者が語るこの漫画。読者からは「分母が増えたことでネットの悪意が薄まっている?」「なんというか“余計なこと”をしなければ別に何も起きない」「昭和の時代にも住所と顔写真をさらしてペンフレンドを募集する雑誌があったことだし、世の中意外となんとかなる」といったポジティブな意見が上がりました。

 その一方で、「あとで何かあったとき初めて致命傷になる」「単なる生存バイアスでは?」と、猫菱の姿勢に懐疑的な声も多い様子。過去の無邪気な投稿が、後々掘り返されて災いとなるケースもありますから、ネットとは「やっていいこと・悪いこと」を踏まえたうえで付き合いたいものです。

作品提供:牛帝(@gyutei_4koma)さん

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