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「LINE家計簿」11月にサービス終了、データ移行の困難に不満の声 運営に対応を聞いた
問い合わせたユーザーには、データを個別に送信するとのことです。
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LINEが「LINE家計簿」サービスを、11月8日で終了すると発表しました。ただ、同サービスにはエクスポート(データを他のアプリに対応する形式で書き出す)機能がなく、データはどうやって移行すればいいのかと、ユーザーから不満が上がっています。
2018年にスタートしたLINE家計簿は、LINEアプリ内で収支を記録できるサービス。しかし、「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至った」として、2021年9月13日に終了を告知。今後は「LINEレシート」やLINE Payの「利用レポート」で、支出管理の機能を一部利用できると案内されています。
しかし、エクスポート不能にもかかわらず、11月8日のサービス終了後は過去の記録にアクセスできなくなるため、ユーザーは困惑。編集部が運営に話を聞いたところ、「LINE家計簿はスマートフォンでの利用のみを想定したサービスとなっており、提供開始時からエクスポート機能をご用意しておりませんでした」との回答。サービス終了後も機能提供の予定はないといいます。
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ただし、12月8日12時までは、「問い合わせのあったユーザーには個別に対応する」とのこと。Twitterでは、「身分証明書と携帯番号証明の書類で本人確認をしたうえで、LINE側からデータを直接送信する」といった対応を受けたと、実際に問い合わせたユーザーから報告されています。
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