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行けたら行くわ タイムマシンで――小3女子がカードゲームで詠んだ短歌が嫉妬するほどエモい(1/2 ページ)
5音と7音の言葉カードを組み合わせて一首詠むゲーム「57577」で生まれた傑作。
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「雨の中 君と出会った 放課後に 行けたら行くわ タイムマシンで」――小学3年生の女の子が、カードゲームで詠んだ短歌がエモいと評判です。大切な人との出会いや別れなど、美しくも切ない情景が浮かびます。
投稿主は、父親のオサム(@osamusanta)さん。5音の言葉と7音の言葉、2種類のカードを組み合わせて短歌を作るゲーム「57577(ゴーシチゴーシチシチ)」で、娘さんが作った歌に感心し、「妙にエモい。悔しい」とツイートで紹介しました。
オサムさんは娘さんのセンスに驚きながらも、その歌を冷静に批評。「本来『面倒だからたぶん行かない』の意になりがちな『行けたら行くわ』を、『行けるもんなら行きたいわ!』と切望の歌にしている」「最後に『タイムマシン』がきたことで、『あ、もう終わったことなんだ。あの雨の放課後にはもう戻れないんだ』と分かり、さっきまで色鮮やかだった風景がセピア色になる」として、大絶賛しています。
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この一首は広く注目を集め、リプライでも「この『行けたら行くわ』は、なぜか本当にタイムマシンを作って行きそうな説得力がある」「戻りたい気持ちが、強がりの口調で余計に切ない」「軽口の中に『生きて君に会いに行く、必ず』の静かな決意を感じる」など、さまざまな反応を呼びました。ゲームの販売元である幻冬舎も、「素敵な短歌を作ってくださったお嬢様に感謝致します」と反応しています。
画像提供:オサム(@osamusanta)さん
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