肝試し中に悪態をつく → 即死　“死亡フラグが立った瞬間死ぬ”世界で逃げ続ける漫画がためになる（1/2 ページ）

　死亡フラグが立った瞬間すぐに死ぬ世界で死なないよう立ち回るオタクとギャルの漫画『死亡フラグに気をつけろ！』が、大変ためになる内容となっています。なるほどそんな死亡フラグもあるのか、と思ったら死んでる。

　ある日、肝試しに廃洋館にやってきたオタクの「しの」とギャルの「よーこ」、そして男友達の「前田」と「大谷」。怖がるしのに前田が「ビビってるのか」と悪態をつき、さらに「俺が守ってやるよ」とよーこに触った直後、前田は何者かにナイフで刺され死んでしまいました。

　映画好きで死亡フラグに詳しいしのいわく、前田は「心霊スポットで視聴者のヘイトをためる行動をとり死んだとき爽快感を与える死亡フラグを立ててしまった」ため死んだとのこと。さらに、大谷も天井から滴り落ちてきた液体に気を取られ上を向き殺人鬼を見てしまう、「予兆の元凶を見た人は死ぬ」フラグを立ててしまい殺されてしまいました。

　とうとう2人だけになってしまったしのとよーこですが、女子同士ながら恐怖からくる生存本能によってだんだん“いい感じ”に。このままでは「イチャイチャするカップル」の死亡フラグが立ってしまうと離れようとするしのですが、よーこの強引なキスによって2人とも殺されてしまうのでした。合掌。

　続く第2話では何事もなかったように2人とも生き返っており、舞台は戦場に。ここでは「戦場で家族のことを思い浮かべると死ぬ」フラグとの戦いが幕を開けるのでした。

　この漫画を描いたのは、漫画家の茶んたさん（＠Chanta_in_inari）。『死亡フラグに気をつけろ！』は月刊少年チャンピオンで連載中で、全13話収録された単行本が10月8日に発売されました。

(C)茶んた（秋田書店）2021