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「音がよすぎる」「何度見てもジーンとくる」 昭和へタイムスリップ、いすみ鉄道「キハの世界」へようこそ(1/2 ページ)

昭和が懐かしい人も、昭和を知らない人もぜひ。

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 「あぁぁ、音と雰囲気が、いい……」。千葉県のいすみ鉄道が公式Twitter(@isumitetsuitter)で公開した国鉄型車両による急行列車の動画に「昭和感が香り立つ」「何度見てもジーンと来るね」と感動してしまった人が続出しました。


いすみ鉄道が公開した「まるで昭和……」な動画(いすみ鉄道Twitterより、以下同)

 いすみ鉄道は緊急事態宣言が明けた10月2日、国鉄型気動車のキハ52形とキハ28形を使う観光急行列車の運行を再開しました。

 2021年で運行10周年、「いすみ鉄道のキハ52 125」は2021年4月に公開した動画(関連記事)で「いま令和……だよね」「ディーゼルの音がたまらん」などと思わず心地よいノスタルジーを誘う様子が好評に。10月までの約2カ月、感染症対策の影響で一時運休していた国鉄型車両の運行再開を多くの人が待ち望んでいました。

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 映像製作は、全国各地の鉄道を主題にノスタルジーや歴史、鉄道と鉄道員への深い愛情を表現する鉄道動画でおなじみの鉄道ビデオグラファー、特急ぬめり(@NumeriExpress)さん。

 今回は「いすみ鉄道 キハ52 125運行開始10周年記念動画」の第2弾として、運転士やアテンダント、さらにいすみ鉄道応援団や沿線の方々の「キハを彩る人」の姿にフォーカスしました。懐かしくて見入ってしまい、何度もループ再生してしまうこと必至です。


いすみ鉄道の急行列車はキハ52形とキハ28形を連結して運行する(写真:大泉勝彦)

 キハ52形はJR西日本の大糸線で、キハ28形はJR西日本の高山本線でそれぞれ活躍していた昭和40年車両です。引退後にいすみ鉄道が譲り受け、今もあえて国鉄色の車体で運行しています。車内も国鉄・JR線で活躍していたころの名残が多くあり、当時の雰囲気を楽しめます。


車内には「糸魚川」……。車内は当時の雰囲気があえて残されている(写真:大泉勝彦)

オルゴールによる車内放送もグッと来る

鉄道はなにより運転士さんあってこそ

国鉄型気動車と立ち売りの組み合わせもベストマッチ

昭和へタイムスリップ

 座席横に“備え付け”てある栓抜きで開けて飲むビン飲料、売る人も買う人ものどかでにこやかな「駅弁の立ち売り」、テキパキと「改札鋏」を入れるアテンダントさん、車内で流れる「アルプスの牧場」オルゴール、それをBGMにガタゴト揺れながら進む列車が奏でるサウンド。あぁぁ、いいですね……。

 これを「懐かしい」と思うか、「珍しい」と思うかで年齢がバレてしまいそうです。本当に現在なのだろうか……と思わず我に返って疑ってしまうほど、今なお「昭和」が香るのどかな世界がありました。

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 いすみ鉄道は、土・日・祝日にこんな国鉄型気動車による観光急行列車を運行しています。


 特急ぬめりさんはこのほか、10月1日に惜しまれながら定期営業運行を終えた「E4系新幹線ラストラン」の映像作品も公開。こちらもぜひどうぞ。

さよなら「E4系新幹線」……
動画:いすみ鉄道/特急ぬめり(@NumeriExpress)さん

大泉勝彦


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