産み捨てられた未熟児の子猫を保護、生死をさまよったが…… すくすく育った1カ月後のビフォーアフターに涙
これからも幸せな日々を送れますように。
未熟な状態で生まれ、体重が平均よりはるかに軽くて小さかった子猫が、献身的な看護を受けて元気に大きくなりました。70グラムしかなかった子猫が、600グラムのモフモフ子猫になるまでの成長ぶりに胸がいっぱいになる……!
保護したのは、ちょとさん。ブログ「猫とお酒と日々のこと」にて、元拾い猫の凛さんや元保護猫のシュウさま、一時保護の猫さんたちとの暮らしをつづっています。
今回の子猫は、2021年9月頃に雨に打たれているところを別の人が発見して保護。どうやら産み捨てられたようで、そこにいた他の兄妹は助からず、せめてこの子だけはと知り合いのボランティア経由でちょとさんのお家にやってきたのです。
やってきたときの体重は71グラム。生まれたての子猫の体重は本来100グラムぐらいが平均です。この子は未熟な状態で生まれてしまい、さらに母猫からの初乳も飲めていない厳しい状況でした。
ちょとさんはその日から2時間ごとの授乳を開始。シリンジで与えると飲んでくれて、体重も約80グラムまで増加してホッとしたのもつかの間、下痢が始まると飲みも悪くなり、夜中には虫の息になってしまいます。
病院が開くまで待てないこの最大の危機に、ちょとさんは以前こういうときの“お守り”にとミルクボランティアさんからもらっていたカテーテルを思い出します。教わったやり方を本番ぶっつけでやることに怖くなって泣きながらも、「やれる事は全部やってあげたい。後悔したくない」とちょとさんは実行することに。
すると、なんとかその日は無事に子猫の命をつなぐことでき、以降も下痢の回数が落ち着くなど徐々に回復します。一生懸命がんばって生きる子猫の姿と、ちょとさんの思いや勇気のある行動に涙が出る……。
そんな緊迫感のある最初の1週間を、ほぼ不眠不休で子猫に尽くしたちょとさん。そのかいあって、子猫は7日間で体重が2倍の140グラムまで増加。
さらにそこから子猫が3週齢になる頃には300グラムになり、保護から1カ月を過ぎた辺りになるとミルクを卒業して600グラム超えを達成。現在ではケージデビューも果たして、元気に登る姿がみられます。
ちなみに生命力だけでなく、気も強そうとのこと。これからたくさんやんちゃな姿を見せてくれそうで楽しみです!
そして子猫の名前は、長寿を願う縁起の良い名前として正式に「重陽(ちょうよう)」くんに決定。とはいえ、これまで仮で呼んでいた「ぷるぷる」ちゃんという愛称が家族や読者の間で定着しており、今も愛を込めて後者の名前で呼ばれています。
ぷるぷるちゃんの詳しい成長記録はブログで読むことができるほか、日常動画はInstagram(@chotocha)で公開中です。ブログの更新情報が気になる方はちょとさんのTwitter(@chotocha)をフォローするとよさそうです。
出典:ライブドアブログ
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