Twitterのハッシュタグ「#野良猫から完全室内飼育になった猫beforeafter」で盛り上がった、台風の雨の日に出会った小さな猫ちゃんがでっかい猫ちゃんに成長した姿に「良かった」「素敵」といった声が寄せられています。
こちらの猫ちゃんの名前は「ピョンタ」さん。当時小学生だった投稿主さんの息子さんが塾に向かう途中、土手を歩いていたときに出会ったそうです。
この日は台風が来ていてちょうど雨が降り出したため、川の様子を撮影していたという投稿主さん。息子さんの「ママー! 猫ちゃん!」の声が聞こえ振り向くと、その足元に小さな小さな猫ちゃんの姿がありました……!! あまりにも小さい子猫を見た息子さんは触ることもできずに固まってしまい、「この子どうしよう?」と困惑していたそうです。
どこから現れたのかわからず、近くに親猫がいる様子もなく、とにかく弱々しく震えるその姿に戸惑ったという投稿主さん。しかしこの後、台風の雨風が本格的になると分かっていたため、放っておけずに保護することに決めたそうです。
保護直後のピョンタさんは鳴くことも威嚇することもなく、ただただ家の中でキョトンとした様子だったそうです。あまりにも小さかったので夫も息子さんもどう触っていいものか悩んでしまい、人間の方が慣れるまで時間がかかってしまったのだとか。
数日たってすっかり飼い主さん宅での生活に慣れ、息子さんのそばにいつもいる感じだったというピョンタさん。とってもお利口さんでトイレはすぐに覚え、食事中はテーブルに乗ることなく自分の椅子に座ってお行儀よく自分のご飯だけを食べ、爪研ぎは決まった場所でするそうです。
ちなみに小さいころのピョンタさんは息子さんといつも一緒でしたが、今は息子さんに対して「近づくなコラッ!」という感じなのだそうです。しかし息子さんの服の上に乗ってどこうとしなかったり、息子さんが投稿主さんに怒られている姿を見るとかばったりするそうなので、息子さんのことが大好きなんだけどちょっと素直になれない感じなのかもしれません。かわいいな……!
今ではびしょぬれの小さな体で震えていた姿が想像できないほど、元気にでっかくなったピョンタさん。ピョンタさんの姿やハッシュタグに投稿された猫ちゃんたちの姿を見ると、外で暮らす猫ちゃんたちがみんな幸せになってほしい……と願わずにいられません。
画像提供:匿名希望のTwitterユーザーさん
(三日月 影狼)
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この猫絶対日本語しゃべってる。