20匹の猫が遊んだキャットタワー、解体をはじめると……　名残を惜しむ猫たちの表情に胸がぎゅっと締め付けられる

　ブログ「猫だらけ」に、20匹の猫ちゃんが遊んだキャットタワーを解体しようとしたとき、名残を惜しむ猫ちゃんたちの様子が投稿されました。

　ブログの投稿主・猫だらけの家主さんのお宅にはおとうさんとおかあさん、そして10匹の猫ちゃんが現在暮らしています。

　そんな大家族な家主さん宅には以前、2階のリビングに3台、療養室に大小各1台、玄関に1台、1階の和室に1台の、計7台のキャットタワーがあったそうです。

　どのキャットタワーも猫ちゃんたちに大人気でしたが、家主さんは猫ちゃんたちが年齢を重ねてキャットタワーを使わなくなってきたこと、虹の橋の向こうにお引越しした猫ちゃんもいることから、少しずつ処分することに決めました。

　どのキャットタワーも家主さん宅で暮らし、虹の橋を渡った猫ちゃんたちを含めると全部で20匹の猫ちゃんたちが使ってきた思い出深いものばかり。猫ちゃんたちがたくさん遊んでボロボロにはなっているものの、捨てるには思い出が詰まりすぎています。しかしそれでは片付けが進まないと、意を決して解体をはじめたところ……？

　まず11女のさくらちゃんがやってきて、「タワーとお別れするの？」と言いたげな名残惜しそうな表情をしていたそうです。その後18女のジェニーちゃんもやってきて、中に入ったり、上に登ったりしてキャットタワーにお別れを告げているような様子をみせます。そして丁寧に丁寧にお別れをしたジェニーちゃんはその後キャットタワーから下りて、解体される様子をじっと見つめていました。

　飼い主さんによると、実は猫ちゃんがキャットタワーの解体を惜しんでいたのは今回だけの話ではないそう。

　以前も別のキャットタワーを解体したときに20女のななちゃんや6女のティファニーちゃんも同じように名残惜しそうにして、キャットタワーの解体を阻止しようとしたそうです。

　たとえあまり使わなくなってしまったとしても、“思い出が詰まった物を捨てること”を名残惜しいと思う気持ちは、人間も猫ちゃんも同じなのかもしれませんね。

　家主さんは15年もの間毎日更新し続けているブログ「猫だらけ」をはじめ、Twitter（@nekodarakesan）やInstagram（@nekodarake20）にも猫ちゃんたちと暮らす日常を投稿しています。

出典：ライブドアブログ

（三日月 影狼）

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